177 :おさかなくわえた名無しさん :sage :2011/01/17(月) 12:58:56 (p)ID:63oZRhO/(3)
もひとつ。「18世紀のモーツァルト、19世紀のショパン、20世紀のリヒテル」と呼ばれるほどの呼ばれるほどのピアニストリヒテルも、日本びいき。
プロジェクトXのヤマハの回で取り上げられたから知ってる人も多いと思う。
彼が好んで使っているというので、ヤマハの知名度は飛躍的に高まった。
1979年、3度目の来日の際に、
「私のピアノを作ってくれているヤマハの人たちへのお礼に、
工場で演奏をプレゼントしたい」と言った。
びっくりしたヤマハ(浜松)の人々は大いそぎで工場内のピアノ試聴室に、ピアノを整えた。
観客は作業服姿のピアノ技術者ばかり。
「私はこれほど緊張して演奏した記憶がありません。
何故なら、ここにいるのは本当にピアノを愛している人たちばかりだからです」
コンサートは2時間も続き、職人達は自分たちのピアノに命が吹き込まれたと涙を流した。
そのリヒテル夫妻に家族のように可愛がられた通訳者さんの本では、
リヒテルの日本好きが一章をさいて書かれてた。
筆者は、「マエストロが最も愛した国はイタリアと日本であろう」と書いている。
「日本は古来の伝統と21世紀的文明が見事に調和している。
そして日本人の誠実さ、正直さ、清潔さは卓越したものである」そう。
彼は日本の津々浦々を巡ったそう。
「お稲荷さん」(神社のね)を気に入り、
イシカワさんを知ってるかと尋ねられた筆者が知らないと答えると、
「日本人のくせにイシカワさんを知らないのか。煮られてスープになったイシカワさんだ」
と怒ったり、中世からあるお祭りが今なお残っているのに感心してたり、
フランス公演前の段取りの悪さには「ここは日本じゃない!」と嘆いたり…。
もっと具体的にいいエピソードがあったんだけど、
本棚から発掘してからまた紹介しに来ます。
180 :おさかなくわえた名無しさん :sage :2011/01/17(月) 13:29:30 (p)ID:Msk8J4uG(3)
ゴ エ モ ン かwww >イシカワさん194 :おさかなくわえた名無しさん :sage :2011/01/17(月) 22:33:32 (p)ID:Ir9h14kB(2)
最後になりますが、あのイシカワさんのエピソード。私のうろ覚えよりもっと素敵な話でした。
リヒテル曰く、
「なんということだ、自分の国の歴史的に有名な人を忘れるなんて。
京都のお寺の門で絶景かなと言って
死に際して哲学的な詩を詠んでコンソメスープになった、卓絶した泥棒のイシカワさんだ」
コメント一覧
「へい、ザルに一杯」
コンソメじゃなくてコンフィだな
あの歴代BGMのアレンジがたまらん。
その最中も嫁と子を持ち上げてたって聞いてる。
一説では溶かした銅と言うのもある
なんだっけ、千鳥香炉だっけ
豆かよ!
いや、揚げられたというべきか
ソースをだせよな
ネットの情報は信用できん
この流れだと出てくるのはゴエモンが素材のソースだけどいいのか?
なんでそんなにケンカうるの?
お前は何にもわかってない。
俺たちは雰囲気に流されるほど無力じゃない
おっぱいに流されてるだけだ