小学生のころ、同じクラスのやつの家に行った。
ソイツの姉ちゃんは高校生でキレイだった。
化粧してるのをボケーッと見てた。
「なんで見てるの?」
やさーしく微笑んでくれた。
「ち、ちゅーしたい!」
おいら、とっさに言った。姉ちゃん、頭なでなでして、オデコにちゅーしてくれた。
「口紅ついちゃったわね」コットンでキレイにしてくれた。
おいら、コットン奪って逃げた。
次の日、姉ちゃんに告った。
「お姉ちゃん、彼氏いるの」
おいら「ならば、貴様を殺して、永遠に我と共に。」
姉ちゃん「よかろう、くるがよい」
虚空を突き破る轟音。
空気を切り裂く甲高い音。おいらの口から鮮血が溢れ出す。
おいらの拳は僅かに届かず、逆に手刀が胸に突き刺さっている。
崩れ落ちるおいら。
おいら「・・・これで貴様は俺を忘れないだろう。ぐ・・・」
姉ちゃん「忘れはせぬ、貴様の魂、我が心と共に。」「悲しき男よ。誰よりも愛深く、拳でしか愛を語れぬゆえに。」
死してなお、その男の顔に浮かぶ表情は喜びであったか悲しみであったか。
その時、一陣の風が吹いた。
愛に死んだ修羅の魂を運び去るように。
ソイツの姉ちゃんは高校生でキレイだった。
化粧してるのをボケーッと見てた。
「なんで見てるの?」
やさーしく微笑んでくれた。
「ち、ちゅーしたい!」
おいら、とっさに言った。姉ちゃん、頭なでなでして、オデコにちゅーしてくれた。
「口紅ついちゃったわね」コットンでキレイにしてくれた。
おいら、コットン奪って逃げた。
次の日、姉ちゃんに告った。
「お姉ちゃん、彼氏いるの」
おいら「ならば、貴様を殺して、永遠に我と共に。」
姉ちゃん「よかろう、くるがよい」
虚空を突き破る轟音。
空気を切り裂く甲高い音。おいらの口から鮮血が溢れ出す。
おいらの拳は僅かに届かず、逆に手刀が胸に突き刺さっている。
崩れ落ちるおいら。
おいら「・・・これで貴様は俺を忘れないだろう。ぐ・・・」
姉ちゃん「忘れはせぬ、貴様の魂、我が心と共に。」「悲しき男よ。誰よりも愛深く、拳でしか愛を語れぬゆえに。」
死してなお、その男の顔に浮かぶ表情は喜びであったか悲しみであったか。
その時、一陣の風が吹いた。
愛に死んだ修羅の魂を運び去るように。
コメント一覧
俺はむしろ「まWたWWかWWW」ってなったけど
「ならば、貴様を殺して、・・・」から2行以内にまとめてほしかった
いつ見ても面白いな