8 : 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/04/13(水) 00:43:10.84 ID:pRrpuu/N0
おれが当直だった夜に、急患でおれは叩き起こされた。
急変とかで、まあよくあることだ。
処置室に行くとちょうど患者が救急車で病院に着くときだった。
救急車からストレッチャーで下ろされたのは、真っ黒に焦げた死体(にみえた)
だった。救急車のスタッフにきくと、交通事故をおこしたドライバーで
引火した車のなかで取り残されたらしい。50代位の男性だった。
一応、生きてはいるが、そりゃもう表面なんかコゲコゲで肉の焼ける
においがあたりに立ちこめ、俺はもう吐き出しそうになった。
全然動く気配もない。もう時間の問題だ。
「すごいですよ。一応心停止してません。まあ、もうだめでしょうけど」
と救急隊員は言った。
医師も「あー、こりゃすごいね」と言って治療をする気もなさそうだ。
「ひどい・・・・」看護婦も目が怯えていた。
俺は一応検査をするための準備にかかった。
機器を用意している部屋に入って準備をしていたら、その黒こげの患者が運ばれてきた。
おれは腕に検査の為に針を刺すのでその患者の血管をさがしたが
表面が黒こげでどこに血管があるか分からなかった。
「あー、これ、メチャクチャでどこだか分かんないよ」と俺は言った。
皮膚のまともなとこを探そうと腕をつかんだとき、その黒こげ患者が言った。
「・・・そんなに私、ひどいんですか・・・・」
「あ、あ」俺は声にならなかった。ずっと意識はあったんだ。
今までの俺達の会話を聞いていたんだ。
その部屋の中にいた、医師、看護婦、俺、救急隊員、全員が凍りついた。
まあ、2時間もしないうちに患者は亡くなったんだが、
なんども「私はしぬんですか?」って聞かれて、おれたちは
不謹慎だが逃げ出したい衝動になんどもかられたよ。
コメント一覧
_, ,_ _, ,_
:(;゚∀゚)゚∀゚;): ヒィィィィ──!
:( `⊃⊂´ .):
:と_ _))(_ _つ:
そこには元気になったおっさんの姿が!
「アノトキハシンダトオモタヨ。アノトキハシンダカトオモタヨ。アントニオイノキダー…」
シシトウをランダムで辛くする仕事
このコメント欄に平和を取り戻す仕事だ。
骨の折れる仕事だが...やってみるか?
実際はテレパシーか霊障だけどな。
痛みのショックで死亡する可能性もあるから麻酔をされて無理矢理眠らされる。
この話はチョット現実感ないです。
ありがとう
これから仕事なんだ
頑張ってくる
火傷で赤く爛れてたら低体温症にもなりそうだけど、こんな風に真っ黒焦げでも包んだりするの?
なんか表面パリパリなイメージ
ハフッハフッ(AA略
それがその国の焼肉って文化なんだろうよ
呼吸しても酸素取り込めないし2時間持たないだろ
呼吸しても酸素取り込めないし2時間持たないだろ
スマホじゃないのに。。。
人間って死を間近にしたら脳が覚醒するみたいで、
廊下で小声で言ってた会話すら聞こえてるようだった。
参考: No.36450 生ける肉塊
お茶の間が凍りついた瞬間である
このAA嫌い
何笑ってんの