459 名前:名無しさん@HOME[sage] 投稿日:2012/04/06(金) 13:38:25.84 0
某まとめサイトで「冬コミ後に事故って、気がついたら翌年の夏の終わりだった。
その間の記憶はおろか冬コミの記憶すら全くない」
みたいな話を読んで思い出した伝聞話。
とあるオタクカップルがいた。コミケ一日目が終了したその日、夫の方が急に倒れた。
即座に救急車で病院に担ぎ込まれ、そのまま手術室に直行となる。
妻「あなた!」
夫「…●●(友人名)に今日の分の買い物を頼んであったんだ。受け取っておいてくれ。
それから、明日は▲▲(サークル名)の新刊を頼む…本を…本を頼む…」
それだけ言って夫は手術室に消えていった。
「あの時もし死んでいたら遺言はそれだった」と妻は述懐する。
なにはともあれ手術は成功したが、夫はそのまま入院となった。
コミケ二日目でもある翌日、コミケを終えた友人達が見舞いにやってきた。
夫は点滴を打たれ、ベッドの上でほとんど身動きできない痛々しい姿をさらしている。
友人「奥さんから頼まれた着替え持ってきたよ。
それから●●さんから荷物(前日の新刊)預かっているけど…」
そう言われた途端、夫はふらつきながらも手を差し出し、こう言った
「…読む」
かわいそう、がどこかに吹き飛んだ瞬間だったと友人は語る。
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その間の記憶はおろか冬コミの記憶すら全くない」→No.22889
オタクって凄い。