36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/05 /29(土) 22:16:23.15 ID:uGx1J0Jp0
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難かしくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
コメント一覧
ちょっとググってくる
次は「なんでもおまんこ」とかどうだろう
まぁこれ書いた人もそれなりに苦労してきたんだろうけど、「今頃の若い奴は」って言葉を何故こんな長ったらしい詩にしたんだろう
茨木 のり子(いばらぎ のりこ、1926年(大正15年)6月12日 - 2006年(平成18年)2月17日)は、同人誌『櫂』を創刊し、戦後詩を牽引した日本を代表する女性詩人にして童話作家、エッセイスト、脚本家である。本名、三浦 のり子(みうら のりこ)。 戦中・戦後の社会を感情的側面から反戦左翼的に描いた叙情詩を多数創作した。主な詩集に『鎮魂歌』、『自分の感受性くらい』、『見えない配達夫』などがある。
わたしが一番きれいだったときの人だった
いい詩書くよねこの人
この詩は、人を非難しているのじゃなくて、
著者自身を責めているんです。
第3段落の
「 なにもかも下手だったのはわたくし」
の行でそれがわかる。
もうちょっとわかりやすく言ってくれ。
つまりこの詩をどう評価するかでそいつのセンスが分かるって言いたいのかな?
評価っつーか読み取り方じゃねーの?
「これを老害の長ったらしい文句とか言ってるヤツはこの詩を解っていない(キリッ」
みてーな
20年前だけど当時の彼氏にこの詩が載ってる詩集を誕生日にあげた。
二人ともモヒカンだったなあ。
必要なときにはちゃんと他人が責めてくれるのに
自分の感受性くらい
と
倚りかからず
は最高
他人に対してばかものよなんていう詩なんか無いでしょ;
読む人の気持ちを代弁してくれるという意味では普通の詩
そうじゃなく、これはいつの時代のどの世代の人にも通じる内容でしょ。
わずかに光る尊厳なんてまさに。
唯一「わたくし」に違和感……時代だなあ。
この“わたくし”は著者を指すんじゃなくて読んだ人自身の事じゃないの?
この詩は独白には見えないし
バカなんだから理解しようともしない
叱られたと怒られたを混同するような奴等には何の意味もないよ
どうしてくれんの?