アイスランド、デンマーク、英国の共同チームは、両親と子どもの親子3人計78組と対照群数百組のゲノム解析を行った。
その結果、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示された。
一方、新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連は見いだされなかった。
論文の分析部分を執筆した米ミシガン大のアレクセイ・コンドラショフ氏によると、
現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。
父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だったが、40歳の場合では65だった。
研究によると、新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほどに上昇し、父親の年が16歳違うと発生率は倍になった。
つまり20歳の父親に比べて36歳の父親のほうが、子どもに新生突然変異が起こる確率が2倍になるということになる。
過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されており、
またそうした疾患と父親の年齢について統計的関連性が示されていた。
論文の共著者であるデコードのカリ・ステファンソン最高経営責任者は
「近年の自閉症例の増加の一部は、父親の高年齢化によって説明しうる」と語っている。
またミシガン大のコンドラショフ氏は、これは子どもを持つに望ましいとされる年齢を見直すよう促す結果で、
若い男性が後のために精子を冷凍保存することは「賢い個人の決断」だろうと述べている。
その結果、遺伝子に起こる新生突然変異の発生率の増加は、要因の97.1%が受胎時の父親の年齢にある可能性が示された。
一方、新生突然変異の発生率の増加と、受胎時の母親の年齢には関連は見いだされなかった。
論文の分析部分を執筆した米ミシガン大のアレクセイ・コンドラショフ氏によると、
現在の新生児は平均して約60の小規模な新生突然変異を持って生まれてくる。
父親が20歳の場合、新生突然変異の平均数は25だったが、40歳の場合では65だった。
研究によると、新生突然変異が起こる確率は受胎時の父親の年齢が上がるほどに上昇し、父親の年が16歳違うと発生率は倍になった。
つまり20歳の父親に比べて36歳の父親のほうが、子どもに新生突然変異が起こる確率が2倍になるということになる。
過去の研究では遺伝子の新生突然変異と、自閉症や統合失調症との関連が指摘されており、
またそうした疾患と父親の年齢について統計的関連性が示されていた。
論文の共著者であるデコードのカリ・ステファンソン最高経営責任者は
「近年の自閉症例の増加の一部は、父親の高年齢化によって説明しうる」と語っている。
またミシガン大のコンドラショフ氏は、これは子どもを持つに望ましいとされる年齢を見直すよう促す結果で、
若い男性が後のために精子を冷凍保存することは「賢い個人の決断」だろうと述べている。
コメント一覧
それ言い出したら母親が高齢でも高IQの子供が生まれやすいんだぞ…。
でも病気で生まれてきた場合が可哀想だから、若いうちに産んでリスクを減らすべきだろう。
なにそのバッタもんはw だいたいコンドラチェフの波は
景気循環の話だ
それただのインキンだよ
でも現実には若い時の男女は賃金が低いし、
特に今の日本の20代の半分は非正規雇用だから、
結婚するのが難しいという現実。
好きにしろやフェミブス(嗤
精子と卵子の作り方の違いを考えたらむしろこれは当たり前すぎる話。
そして男の方にばかり責任があるって話でもない。
卵子は胎児期に製造され保存されたものが一生かけて使われる。
一方で精子はその都度製造される。
細胞分裂回数が多い分、塩基配列レベルでの変異は卵子よりも精子で多くなる。
一方で保存期間が長い分、細胞質や染色体構造レベルでの変異は精子よりも卵子で多くなる。
つまり精子も卵子も高齢化リスクがあるってこと。
今まではダウン症の研究などで女性側のリスクの方がよくわかっていたけれど、今回の研究でデータが少なかった男性側のリスクが明らかになったというだけの話。
その中でなぜこの研究発表が取り上げられたのかは知らんけど、小児や障害者関係の医療関係者にとっては新しい話じゃないよ。
精子の細胞分裂の数はかわんねーだろ。古い精子は精巣上体で吸収される。
もしあなたがtype A spermatogoniaの話をしてるなら謝る。