犬はいつも何か楽しい事はないかなと思っている 12
昨夜あんまり月が綺麗だったから一人語り。
夏からずっと、深夜の散歩が習慣になってしまった。
少し欠け始めた月が青い。
猛暑で食欲の無かった我が愛犬も、やっと食欲旺盛になった。
夕方の餌は塩味無しの栗ご飯を少し。
(人間の我々はこれに塩かけて食ってる)
栗ご飯はなぜか愛犬のお通じも良くなるようで、もりもり大量の糞をする。
夏は入る物も出る物も少量だったから、元気な証が嬉しい。
愛犬は9歳。
むやみに吠えることもなくなった。
コオロギに飛びかかることもしなくなった。
長い時間の散歩もできなくなった。
毎年廻ってくる中秋の名月の空の下、
いつまでもこうやって愛犬と散歩していたいものだけど、
犬の時間はどんどん進んでいくようだ。
毛色が白っぽくなってきた。白髪か?
少し歩いてはすぐ横になって腹を撫でろ、と催促する愛犬。
深夜、ほとんど人通りのない田舎道の街灯の下で、
寝っ転がった犬の腹をのんびり撫でている怪しい人影が見えたら、
そいつが俺たちです。
いつまでもこうやっていたいもんだが、
そうはいかないんだろうな。
609 名前:本当にあった怖い名無し2012/10/02(火) 09:06:09.84 ID:HsBZ6nma0
昨夜あんまり月が綺麗だったから一人語り。
夏からずっと、深夜の散歩が習慣になってしまった。
少し欠け始めた月が青い。
猛暑で食欲の無かった我が愛犬も、やっと食欲旺盛になった。
夕方の餌は塩味無しの栗ご飯を少し。
(人間の我々はこれに塩かけて食ってる)
栗ご飯はなぜか愛犬のお通じも良くなるようで、もりもり大量の糞をする。
夏は入る物も出る物も少量だったから、元気な証が嬉しい。
愛犬は9歳。
むやみに吠えることもなくなった。
コオロギに飛びかかることもしなくなった。
長い時間の散歩もできなくなった。
毎年廻ってくる中秋の名月の空の下、
いつまでもこうやって愛犬と散歩していたいものだけど、
犬の時間はどんどん進んでいくようだ。
毛色が白っぽくなってきた。白髪か?
少し歩いてはすぐ横になって腹を撫でろ、と催促する愛犬。
深夜、ほとんど人通りのない田舎道の街灯の下で、
寝っ転がった犬の腹をのんびり撫でている怪しい人影が見えたら、
そいつが俺たちです。
いつまでもこうやっていたいもんだが、
そうはいかないんだろうな。
コメント一覧
良かったな
だが気を抜くな
最近50を越えて色々衰えを見せてきた両親とかぶる
自分が小さかった頃、まだまだ若くて元気だった両親を思い出してつい泣きそうになる
目に浮かぶわ
50代なんてまだまだ
本当に親の老いを感じるのは60過ぎてから
当時は散歩に行くとこっちが引き摺られる勢いだったのに、いつの間にか弱弱しくなっちまってなぁ。
厳しい夏場を乗り越え、冬に差し掛かり、今年も乗り切ったと思った矢先、11月だっけな、13歳で死んじまった。
老衰からの臓器不全だとかなんとか。あと2か月で14歳だったのになあ。
会いてぇなぁ…。