日本びいきの外人を見るとなんか和むPart200
「食の都・東京食いだおれ紀行」 ルーシー・バーミンガム記者
(1/3)
日本の首都・東京は世界の食の首都でもあり、あらゆる食通の憧れの地。
推定8万軒のレストランのうちミシュランの星付きは197店で、星の数は合計261と世界一。
最高の品質で多様性あふれる食が、人口1300万人の巨大都市を支配している。
当然ながら、その中でどの店を選ぶかは観光客にとって至難の業だ。
しかし、とにかく東京を味わい尽くしたいという場合には、効率的な方法がある。24時間のグルメツアーだ。
旅行会社ビスポーク・トーキョーは、顧客の好みに合わせた食体験満載の個人ツアーを提供している。
正直言って、食に関して冒険心のない人向けではない。でも好き嫌いがあったり少食の人でも、
食べる量を調整すれば一人20万円のコースを楽しむことができる。
今年春のとある日、午前4時45分に、私たち3人のグループはガイドに連れられ、世界最大の
魚市場である築地市場から食の冒険に出発した。特別許可証のおかげで、見学を禁止されている
マグロの競り場に入ることもできた(観光客が増えすぎて一時中断されていた見学は再開されている)。
世界各地から届いたマグロは、決して安くない値段で高級寿司屋に引き取られていく。
カミカゼのごとく猛スピードで走っていく魚の運搬車を避けながら、私たちは「寿司大」に向かった。
場内にある寿司屋では指折りの名店だ。私たちが特に気に入ったのは食欲をそそるトロに、
甘く煮詰めたタレのかかった江戸前のアナゴ。すべての寿司屋にとって、その実力が試されるという
卵焼きも最高においしかった。
数軒先の「やじ満」ではテイクアウトのシューマイを1パック買った。店内では仕事を終えた
卸売り業者たちが、肉たっぷりの定食をもりもり食べていた。次に向かったのはお茶専門店「寿月堂」。
乾燥柚子が入った新茶は心を落ち着かせ、リフレッシュさせてくれた。
どうしても飲みたかったひきたてコーヒーを楽しんだ後は、かつて皇室が離宮として使った
浜離宮恩賜庭園まで歩いて行った。満開のツツジに縁取られた小道を進み、橋を渡ると
池の真ん中にたたずむ茶屋にたどりつく。そこで抹茶とともに、桜の花をかたどったピンク色の
あん入り和菓子を楽しむ。
新橋駅の「黒酢バー」では、抗酸化成分のポリフェノールとリコピンたっぷりの、爽やかで風味豊かな
黒酢ドリンクを飲んだ。その後、湯島の「手打ち古式蕎麦」に行き、そばの甘皮も一緒にひいたそば粉で
作った、黒い手打ちそばを試食した(独自の製法は特許を取っている)。
昼食はお茶の水の山の上ホテルで。ここで私たちは、天ぷらが食の芸術であることを知った。
特性の衣をつけて、それが少し広がる程度に揚げる。すると魔法のように、野菜や魚介類が
一口サイズの宝物に変身する。旬のワラビやフキノトウ、タケノコ、ユリ根、キスやカボチャが美味しかった。
ただし最軽量の食事でも、お値段は重量級。このランチセットだけで5000~10000円もする。
おしゃれな銀座地区では、気品あふれる「HIGASHIYA」で煎茶と和菓子を試食し、
ビストロ「グレープ・ガンボ」では爽やかなコリアンダーのサラダを、「マルディグラ」では
柔らかな牛の胃のフライを試食した。
満腹になりつつあった私たちは、11品のコースメニューが待ち受ける日本料理屋「六雁」
をパスしようかと思った。しかし、食の誘惑が理性に打ち勝った。
ここは味も盛りつけもサービスも、抜群に素晴らしかった。
夜中近くになり、私たちは新宿2丁目のカラオケバー「FUJI」へ。
しかしひどい音痴の客がいてやる気をなくし、大音響の中、店で仮眠をとることにした。
午前3時、私たちは再び街に出て、ゴールデン街に繰り出した。ここは何十年にもわたって
アーティストやミュージシャン、作家たちのたまり場になっている、小さくて今にも壊れそうな
飲み屋がひしめき合っている。「ばるぼら屋」では、日本人の大好きなマヨネーズをトッピングした、
おいしいネギすじ焼きを楽しんだ。
そして午前4時45分。コンラッド東京の28階にある「チャイナブルー」から築地市場を見下ろし、
私たちの24時間は終わった。疲れ果てたが、大満足のツアーだった。
私たちは、金色に輝く朝日を受けてキラキラと輝くシャンパングラスを掲げた。
トーキョー式の駆け足グルメツアーに乾杯!
(引用ここまで)
よくこんなに食えるなーw
お腹がはち切れそうだ!
文字通りの食い倒れツアーだな。参加した皆さんも料理提供のお店も天晴れ!
498 :おさかなくわえた名無しさん:2012/09/29 23:10:39 ID:sZIfApLk
ニューズウィーク日本版 2010/08/11号 「食の都・東京食いだおれ紀行」 ルーシー・バーミンガム記者
(1/3)
日本の首都・東京は世界の食の首都でもあり、あらゆる食通の憧れの地。
推定8万軒のレストランのうちミシュランの星付きは197店で、星の数は合計261と世界一。
最高の品質で多様性あふれる食が、人口1300万人の巨大都市を支配している。
当然ながら、その中でどの店を選ぶかは観光客にとって至難の業だ。
しかし、とにかく東京を味わい尽くしたいという場合には、効率的な方法がある。24時間のグルメツアーだ。
旅行会社ビスポーク・トーキョーは、顧客の好みに合わせた食体験満載の個人ツアーを提供している。
正直言って、食に関して冒険心のない人向けではない。でも好き嫌いがあったり少食の人でも、
食べる量を調整すれば一人20万円のコースを楽しむことができる。
今年春のとある日、午前4時45分に、私たち3人のグループはガイドに連れられ、世界最大の
魚市場である築地市場から食の冒険に出発した。特別許可証のおかげで、見学を禁止されている
マグロの競り場に入ることもできた(観光客が増えすぎて一時中断されていた見学は再開されている)。
世界各地から届いたマグロは、決して安くない値段で高級寿司屋に引き取られていく。
カミカゼのごとく猛スピードで走っていく魚の運搬車を避けながら、私たちは「寿司大」に向かった。
場内にある寿司屋では指折りの名店だ。私たちが特に気に入ったのは食欲をそそるトロに、
甘く煮詰めたタレのかかった江戸前のアナゴ。すべての寿司屋にとって、その実力が試されるという
卵焼きも最高においしかった。
数軒先の「やじ満」ではテイクアウトのシューマイを1パック買った。店内では仕事を終えた
卸売り業者たちが、肉たっぷりの定食をもりもり食べていた。次に向かったのはお茶専門店「寿月堂」。
乾燥柚子が入った新茶は心を落ち着かせ、リフレッシュさせてくれた。
500 :おさかなくわえた名無しさん:2012/09/29 23:35:48 ID:sZIfApLk
(2/3) どうしても飲みたかったひきたてコーヒーを楽しんだ後は、かつて皇室が離宮として使った
浜離宮恩賜庭園まで歩いて行った。満開のツツジに縁取られた小道を進み、橋を渡ると
池の真ん中にたたずむ茶屋にたどりつく。そこで抹茶とともに、桜の花をかたどったピンク色の
あん入り和菓子を楽しむ。
新橋駅の「黒酢バー」では、抗酸化成分のポリフェノールとリコピンたっぷりの、爽やかで風味豊かな
黒酢ドリンクを飲んだ。その後、湯島の「手打ち古式蕎麦」に行き、そばの甘皮も一緒にひいたそば粉で
作った、黒い手打ちそばを試食した(独自の製法は特許を取っている)。
昼食はお茶の水の山の上ホテルで。ここで私たちは、天ぷらが食の芸術であることを知った。
特性の衣をつけて、それが少し広がる程度に揚げる。すると魔法のように、野菜や魚介類が
一口サイズの宝物に変身する。旬のワラビやフキノトウ、タケノコ、ユリ根、キスやカボチャが美味しかった。
ただし最軽量の食事でも、お値段は重量級。このランチセットだけで5000~10000円もする。
おしゃれな銀座地区では、気品あふれる「HIGASHIYA」で煎茶と和菓子を試食し、
ビストロ「グレープ・ガンボ」では爽やかなコリアンダーのサラダを、「マルディグラ」では
柔らかな牛の胃のフライを試食した。
満腹になりつつあった私たちは、11品のコースメニューが待ち受ける日本料理屋「六雁」
をパスしようかと思った。しかし、食の誘惑が理性に打ち勝った。
ここは味も盛りつけもサービスも、抜群に素晴らしかった。
502 :おさかなくわえた名無しさん:2012/09/29 23:45:09 ID:sZIfApLk
(3/3) 夜中近くになり、私たちは新宿2丁目のカラオケバー「FUJI」へ。
しかしひどい音痴の客がいてやる気をなくし、大音響の中、店で仮眠をとることにした。
午前3時、私たちは再び街に出て、ゴールデン街に繰り出した。ここは何十年にもわたって
アーティストやミュージシャン、作家たちのたまり場になっている、小さくて今にも壊れそうな
飲み屋がひしめき合っている。「ばるぼら屋」では、日本人の大好きなマヨネーズをトッピングした、
おいしいネギすじ焼きを楽しんだ。
そして午前4時45分。コンラッド東京の28階にある「チャイナブルー」から築地市場を見下ろし、
私たちの24時間は終わった。疲れ果てたが、大満足のツアーだった。
私たちは、金色に輝く朝日を受けてキラキラと輝くシャンパングラスを掲げた。
トーキョー式の駆け足グルメツアーに乾杯!
(引用ここまで)
510 :おさかなくわえた名無しさん:2012/09/30 01:55:33 ID:PFnh2jMj
>>502 よくこんなに食えるなーw
お腹がはち切れそうだ!
514 :おさかなくわえた名無しさん:2012/09/30 11:42:45 ID:UfBfpwMb
>>498 文字通りの食い倒れツアーだな。参加した皆さんも料理提供のお店も天晴れ!
コメント一覧
地方の美味い物を金で買い取ってるだけじゃんw
なあトンキン?
そこいら中からかき集めて色々楽しめるのがいいんだろ
いろんな国の料理が食えるからこそ、世界の食の首都と呼ばれてるんだが
いいから涙拭けよw
「一番いいヤツは東京に出しちゃうねえ」って言われるよ。
生産者に金貨握らせるムスカ想像して吹いた
皆からぶんぶんストレート飛んできててワロタ
おいおいwストレートは言い過ぎだっつーのwせいぜい遊び効かせた猫パンチにしてくれぃw
ゴングも鳴らない内になぜか顔真っ赤に疲弊しきってる相手にそんなガチかますような卑怯者にするなや、俺らをよw