文体模写してくださいin文芸書籍サロン

コピペ投稿者:komm  投稿者ID:59xbjPVy
コピペ投稿日時:
1 : この名無しがすごい![] : 投稿日:2007/05/11 22:02:12ID:oNykd/SG [1/8回]
ある朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと覚めてみると、
ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大きな毒虫に
変わってしまっているのに気がついた。固い甲殻の背中を下に
して、仰向けになっていて、ちょっとばかり頭をもたげると、
まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節で分け目をいれられた
腹部が見えた。

この文章を、さまざまな作家の文体で書き換えてあげてください。
最初の一文だけでもいいです。

3 : つげ[] : 投稿日:2007/05/11 22:07:35ID:oNykd/SG [3/8回]
まさか朝起きると自分が毒虫になっているとは思わなかった。
僕はたまたま不安な夢を見ていただけなのだ。
医者を探さなければならない。このままでは人間に戻れずに死んでしまう
かもしれないのだ。
部屋を出て母さんに「医者に連れていってください」と頼んだ。母さんは
ヒイと叫んで床に尻をついた。「僕は必死に医者に行きたいと言っているの
です」テーブルで朝食をとりながらじっと僕を見ていた妹が答えた。
「なるほど、兄さんの言わんとする意味は大体見当がついたわ、こう言いたい
のでしょう?『医者へ連れてけ!』」「悪質な冗談はやめて下さい僕は
死ぬのかもしれないのですよ」
ああ駄目だ、蝿が僕を狙ってくる。そうだ隣家へ行けば医者がいるかも
しれない。

ああ、もういいや。

4 : 我輩[] : 投稿日:2007/05/11 22:08:06ID:oNykd/SG [4/8回]
吾輩は毒虫である。名はザムザという。なんでこうなったのか頓と見当が
つかぬ。何かしら不安な夢を見ていた気がするが、夢とは動物の体をかくも
変化せしめる程のエネルギーを持っていたかしらん。
腹にうじゃうじゃついている足が気色悪いのだがそれを舐める舌もない。
あれほど好きな毛繕いももう出来ぬのだろうか。今の現実こそこれ悪夢で
ある。主人が吾輩を見れば何と言うだろうか、「ごろごろ虫みたいに
寝転がってるから、本当に虫になりおった」主人が吾輩の姿を見る時は吾輩
が家で休息しておる時か、珍しく躁鬱の気が消え落ちついて外界を見ることが
出来るようになった時である。したがって吾輩の外での勇猛果敢なる活躍や、
疳の虫が爆発した主人の目に止まらぬよう家を駈け回る敏捷な姿を主人は
目にしていないのである。いつもごろごろなどとは腹立たしい。最も
まだそう言うと決まったわけではないのだが。あの主人なら巨大な毒虫が
かつての愛猫だったと気付くことすら無理かもしれぬ

7 : 司馬遼[] : 投稿日:2007/05/11 22:11:08ID:oNykd/SG [7/8回]
夢から覚めたグレゴール・ザムザは、毒虫となった己の姿を見た。

ここで話の筋からは離れるが、読者は、この毒虫をどういものと思われるか。
筆者は、この場合の毒虫は、甲虫の一種ではなかろうかと思う。

9 : まずお約束[] : 投稿日:2007/05/14 00:03:06ID:4GJYQwpd [1/1回]
そんなことより1よ、ちょっと聞いてくれよ、スレとあんま関係ないけどさ。
ある朝、グレゴリー・ザムザが不安な夢からふと目覚めたんです。不安な夢。
そしたらなんかベッドの中で自分の姿が一匹のとてつもなく大きな毒虫に変わっているのに気づいたんです。
で、固い降格の背中を下にして、仰向けになっていて、ちょっとばかり頭をもたげたら、まるくふくらんでて、褐色の、弓形の固い節で分け目を入れられたんです。
もうね、腹部かと。見えたかと。

10 : ブコウスキー[sage] : 投稿日:2007/05/19 20:45:24ID:n4HW64yq [1/4回]
ろくでもない夢から覚めたおれは、床からなにも拾いあげられないでいる。
古い靴下、
パンツ、
新聞、
ビール壜。

おれはベッドの中で巨大な毒虫になっていた。
なにかが起こった。
なにかがおれの朝を汚した。
おれはたくさんの足とふくらんだビール腹を見つめながら
今まで知り合ったすてきな女たちのことを考える。
少しばかり悲しくなる。
おれはベッドの内と外で
もっとたくさんのことをしなければならないはずだ。
誰もビールを持ってやってこない。
糞。

詩人であることは簡単だ、
しかし人間であることは
とてもむずかしい。

11 : 絵國香織[sage] : 投稿日:2007/05/19 20:47:37ID:n4HW64yq [2/4回]
「毒虫のこと」
冬の朝、冷たい床を歩くときの爪先の感覚。目を覚ました時いっとう先に思っ
たのは、そんなことだった。窓ガラスが、呼気に温められて薄く白い水滴でく
もっているような、いつもと変わらない日だったと思う。
父がつけてくれたザムザという名前に、二十歳をとうに越えた今でも馴染むこ
とができない。ザムザ、ザザムシ、ゾウリムシ。ざの音にはなぜか虫の名前が
多いような気がする。夕べ虫の名前を数えながら眠りについたせいか、お布団
の中のわたしの体がどうにも虫に変わってしまった気分がして困る。目を閉じ
たまま、ぼんやりした頭で、仰向けになった背中に神経を集めると、驚いたこ
とにほんとうに固い甲殻になってしまっていた。か細くなってしまった両の手
で毛布を持ち上げ、こわごわと薄目で昨日までお臍があった辺りを見てみると、
よく磨かれたマホガニーの家具のような様子をしている。これではまるで、毒
虫だ。私はおかしくて笑ってしまった。

13 : 樋口一葉[sage] : 投稿日:2007/05/19 20:54:24ID:n4HW64yq [4/4回]
夢を観るのはいつものこととて、驟雨のざあざあと打たれたやうなる頭のむず痒さ、
根詰めて勤めつづけた挙句の頭痛と独り合点すれば、跳ね起きて一二一二と手足
曲げて治ると思うもあたわず、さわさわと数多の細くて黒い髪のやうな足の揺れるに、
ああ嫌だ嫌だ嫌だ、昨日もおとといもその前だつて道草せず母、妹のため
懸命に汗流してはたらいたというのにこの仕打ち、自分の夢とて堪忍できぬ、
いい加減に覚めないかとくすくす笑いながら、いま一度夢よ覚めよと背中を
曲げると、常々の腰痛の今朝はなきに怪訝は道理で、なっちゃんなっちゃんと
妹のおちやらけた呼び声で、とかく事情を察せらる。

14 : JOJO[] : 投稿日:2007/05/22 20:04:28ID:S/+wxBUt [1/1回]

ゴゴゴゴゴ…

今朝からよォ~
こいつこそ、まさに生まれ変わった気分ってヤツかもなァ~
そりゃぁ、起きた時に茶色い腹を見た時はちょっとはビビッたがよぉ~

ブーーーン
「ンッ、ンンン~♪」
ウヒハヒァアッ、待ってろよ条太郎ッ!!
この虫になった姿で貴様の体の中に入り込んで、内臓もろとも食らい尽くして
くれるわッ!!

ブーーーン
「ンッ、ンンン~♪」
そう、おれこそが最強ッ!!
これこそ最高の能力ッ!!

ブーーーン
………。
「でもよぉ~、なんで死にそうなヤツのことを『虫の息』って言うんだァ~?
そりゃ虫に失ッ礼だろうがよぉ~ そんこと考えると大好物のリンゴの皮を
ペロペロ嘗めてる時も万事ハッピーシアワセッって訳にはいかねえんだよなァ~」

「…なら、確かめてみるか…?」
「ジョ、条太郎ッ!! い、いつの間にィ!!」
「オラァ!」

グボシュ!!!

「今が正真正銘…、虫の息ってやつだな…」
「ちょっ、ちょっと待てぃッ、なんで、オレがスタンド使いだと分かった!」

ドドドドドド…

「虫ってのは、、普通、、女みてえにベラベラ喋ったりはしねえしな…」
「ハッ」
「…」

オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ
オラァ!!! ドベシェーン!!!

「………。ヤレヤレだぜ」

バーーーーン!

グレゴール・ザムザ(スタンド名:ビートルズ)…再起不能

                    >>> TO BE CONTINUED

ていうか会社に行ってこればっかり考えてました(←ダメ)

15 : アーサー・C・クラーク[] : 投稿日:2007/05/24 22:19:16ID:jaZxQz9Q [1/1回]
タプロバニーでは沈んだ太陽だが、宇宙では太陽の高度に気をもまされる必要はなかった。
その太陽光に照らされた住居の一室で、グレゴール・ザムザは目を覚まそうとしていた。
惑星アパートメント---周囲に広がる緑もなく、足の下に土はない。
ただそこには闇夜につつまれた無窮の静寂のみがある。
地球の軌道をぐるりと取りかこむリングの甲殻が太陽と地球の放射熱で暖められ、
まるで寝返りをうつようにねじれる。だがこれは設計者たちの計算どおりだった。
ねじれは地球の自転にそって1日かかってリングを一周する。
ねじれた部分がふたたび太陽熱の洗礼を受けて身をよじるころには、もう充分に冷えているのだった。
ねじれが起こすアパートメントのおごそかなきしみが、ザムザを夢から呼び覚ました。
アパートメントに住む者ならば誰でも目覚ましがわりに聞いている音だった。
ザムザはあたりをそっと見まわした。首をひねりながら、彼は胸から腹部へ、
そして手足へと視線を走らせた。彼がその光景を理解できたのは、もうしばらく後のことだった。
そしてザムザは知ったのだ---ちょうどこの瞬間に地球上の誰もが知ったように、
自分がもはや普通の市民の暮らしを送れないことを。しかもそれは、幾千万年もの年月を越える
旅のように絶望的であることも。その褐色の甲殻---研究室で見なれている標本とは大違いだった
---まるく膨らんで節のついた腹部は、まるで悲鳴のように小さく音を立てていた。
彼はもはや人類ではないのだ。

16 : ジャーナリスト宣言[] : 投稿日:2007/05/25 19:48:19ID:0MpbmTdP [1/1回]
これは一体なんのつもりだろう。プラハで服地販売員をしていた私たちの同僚は、
不安な夢から目覚めたとき、しばし言葉を失った。

グレゴール・ザムザは、両親と妹との四人暮らし。不条理にとりつかれたことが、ザムザを無残な姿にした。
ある朝ザムザは、自分がとてつもなく大きな毒虫に変わってしまっているのに気がつく。
固い甲殻の背中を下にして、仰向けになっていたが、よく見ると腹部は、丸くふくらんでおり、
褐色で弓形の固い節だらけ。それもたやすく消えない分け目なのだ。

不条理は、文学においては今や世界に冠たるテーマかもしれない。だけどこれは、
将来の人たちが見たら、1910年代不条理の記念碑になるに違いない。
十年単位で育ってきた人間を、瞬時に変身させて恥じない、精神の貧しさの、すさんだ心の……。
にしても、一体「毒虫」って何だ。

20 : 山中峯太郎[] : 投稿日:2007/06/26 21:00:27ID:ZyPhS4uc [1/1回]
わが欧州の怪男児グレゴール・ザムザは、不安な夢から目覚めると、
寝台の中で自分が虫に変わってるのに気がついた。
毛虫か? いな、毒虫だ。奇怪なる毒虫の姿だ。固い甲殻の背中を下にして、仰向けになってる。
――不条理なるかな! ザムザは少し頭をもたげた。腹部には、褐色で、弓形の固い節の分け目が入ってる。
「フム、毒虫だ。まごうことなき毒虫だ」
豪胆にして沈着なザムザは、毒虫に変身してもなお、冷静さを忘れないのだ。
しかし、毒虫と化したザムザに、はたして勝算ありや?
不条理なる怪敵を前に、奇怪なる虫の姿で朽ち果てんとするか?
――ああ、プラハの剣侠児、グレゴール・ザムザの運命やいかに!!

24 : 湾岸ミッドナイト [] : 投稿日:2007/08/14 22:20:44ID:/UZLQADu [1/1回]
いつだったっけか 朝不安な夢を見てサ 目ェ覚ましたら
ベッドの中で自分の姿が変わってるのヨ
オイオイこれ毒虫だろーって(笑)
背中なんか固い殻になっちゃっててサ ちょっと頭もたげたら
腹んトコがまるくふくらんで 褐色の 弓形の固い節で分かれてるワケヨ

29 : サンボマスター山口[sage] : 投稿日:2008/07/04 23:20:49ID:n51oWb33 [1/1回]
あーたがたはねえ、朝が来て、美しい朝が来て、目覚めるわけですよ。
そんなときにですよ皆さん。グレゴール・ザムザはですよ、
不安な夢から覚めたと思ったらですよ皆さん!
一匹のですよ!とてつもなく大きな毒虫に!
変わっちまってたんだウォゥイェェェェーーー!!!
ジャーン!(←レスポール) ドガドガドカカッ(←ドラム)
固い甲殻のですよ、背中を下にしてですよ、
仰向けになってってんだよ。
仰向けになってってんだよ!
仰向けになってってんだよ!!
それでちょっとばかりですね、ちょっとばかりですね、ちょっとばかりだよ、
頭をもたげたその時に見たわけですよ。
ボブ・ディランも岡林も、見ることのなかったものを見たわけですよ。
まるくふくらんだ!(ジャン!)
褐色の!(ジャン!!)
弓形の固い節で!(ジャン!!!)
分け目をいれられた!(ジャン!!!!)
腹部が!腹部が!腹部が!腹部が!見えたんですよ皆さん!!!!
ジャーンジャーンジャーンジャンジャンジャンジャン(←レスポール)
ズドドドドドドドドドドドドカドカドカドカカッ(←ドラム)
あ゛ーーーーー!あ゛ー!あ゛ー!あ゛ー!
愛と!平和!愛と!平和!

32 : ニュース番組の台本[] : 投稿日:2009/01/04 13:02:21ID:FefkDwJi [1/1回]
今朝7時ごろ、チェコの首都プラハで、グレゴール・ザムザさんが等身大の毒虫に変容していると、家族から消防に通報がありました。
画面:グレゴールの顔写真
グレゴールさんは今朝6時に起床しようとすると、身体がなかなかいうことを聞かないので頭を持ち上げると胸からは褐色の三対の細い脚が生え、
腹部は堅い弓状の節で区切られ、背中は頑丈な甲殻で覆われていました。
画面:毒虫化したグレゴールと医師
プラハの消防当局及び医者団は取材に対し、「何が何だか分からないです。何とかして彼を元に戻す方法を見つけたいです」と語っていました。

49 : うはっw西尾維新だ[sage] : 投稿日:2009/08/17 14:19:46ID:I+aUcIfi [1/1回]
朝起きたら僕は虫になっていた。
そして蒸しになっていた。この場合夏なので蒸されているのは、あながち驚くほどのことでは無いのだけれど。
とんかく僕はこのサウナのように蒸し暑い部屋の中で虫になされていた。
普段よりもだいぶ、だいぶというよりむしろ異常なほどふくよかな脂肪に覆われているので体の勝手がまるで違う。熱のこもり方も尋常じゃないのだ。腹部は意外に鍛えられているようで硬かった。
僕は自由の利かない芋虫の様な体をくねらせ、隣の部屋、主の居る場所へと向かった。這って向かった。
こういう事をしでかす奴を僕は一人しか知らない。
「おい、これはどういうことだ?」
「どういうことって?」
「見りゃわかるだろ! 何で僕がこんな得体の知れないミュータントみたいになってんだよ!」
「あら、いつもと違わないように見えるけど?」
そいつは僕の尻に向かって話しかけていた。
「戦場ヶ原、今は変わり果てているかもしれないが、それは僕が人だったと仮定する所
の尾?骨を覆い隠す皮下脂肪の多くついた場所であり……」
「あら、グレゴール、皮下脂肪は女の子限定よ?」
着眼点も間違っているし、女の子限定? それも何か間違っている気がする。
「とにかくだ、僕の顔を見て話してくれ」
「あら、ごめんなさい。普段から特徴のない顔だったから、ついそのドングリの帽子のような歪なお尻と顔をまちがえてしまったわ」
「僕のお尻と顔に謝れ! ドングリさんに謝れ! おい戦場ヶ原っ、だからそれは僕のお尻だって!」
本当に間違っていた。
「あらやだグレゴール。わたしがそんな間違いをするわけがないじゃない」
「じゃあ、なんでお尻ばっかみているんだよ。お前は尻フェチか」
「……だって、あなたの顔を見て話すのが恥ずかしいんだもの」
デレちゃった。この子、この期に及んでお尻に向かってデレちゃった。
「嘘よ」
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コメント一覧

1  名前::2013/02/01(金) 20:56:18  ID:PFSigWtH PCからの投稿
なっつかしいな。
0 イイ!コメント
2  名前::2013/02/01(金) 21:04:48  ID:sRdkVJ2d PCからの投稿
つげ義春「ねじ式」参照
0 イイ!コメント
3  名前::2013/02/01(金) 21:54:58  ID:O9/zFAk6 PCからの投稿
朝はやっと明けた朝だった。グレゴール・ザムザが何か夢を見ていて不安だったが目覚めた。
ベッドの中は自分の毒虫の姿が変わっていて、それは大きいとは言えないこともないとてつもない大きさで、毒虫の姿に気がついた。
固いというか実に言いようがないほど甲羅の背中の下にチラっと見ると、まるくふくらんでいた。
そこには腹部を仰向けにして弓型の節が固かった。褐色の腹部は仰向けだった。
0 イイ!コメント
4  名前::2013/02/01(金) 21:56:39  ID:GiStnM6k スマートフォンからの投稿
誰が最後まで読むのこんなの?
1レス目で読んでるこっちが恥ずかしくなったわwwwwwwwww
0 イイ!コメント
5  名前::2013/02/01(金) 22:01:30  ID:0ejABuGB 携帯からの投稿
 夏目漱石くらいしか分からいな。こういうのを見ると自分の無知を知る。本をたくさん読みたくなるよな。
19 イイ!コメント
6  名前::2013/02/01(金) 23:00:51  ID:zRkUF3YO スマートフォンからの投稿
サンボの勢いに笑った
3 イイ!コメント
7  名前::2013/02/01(金) 23:08:53  ID:Z0Vy3hrr 携帯からの投稿
なかなか〜
うまいネッうまいネッ
0 イイ!コメント
8  名前::2013/02/02(土) 01:42:47  ID:6s92qR0D スマートフォンからの投稿
る朝、グレゴール・ザムザが不安な夢からふと 覚めてみると、 ベッドの中で自分の姿が一匹の、とてつもなく大 きな毒虫に 変わってしまっているのに気がついた。固い甲殻 の背中を下に して、仰向けになっていて、ちょっとばかり頭を もたげると、 まるくふくらんだ、褐色の、弓形の固い節で分け 目をいれられた 腹部が見えた。

その朝目覚めるまで、僕は不安な夢を見ていた。どんな夢だったかは覚えていないけれど、ずっと不安を感じていたことは確かだった。
目を覚まして僕は、自分の身体を見た。僕は、一匹の、大きな毒虫になっていた。
安物のナイフの柄のような不気味な光沢をした、かたい殻を下にして、僕は仰向けに寝ていた。少し頭をもたげると、
0 イイ!コメント
9  名前::2013/02/02(土) 01:51:04  ID:6s92qR0D スマートフォンからの投稿
その朝目覚めるまで、僕は不安な夢を見ていた。どんな夢だったかは覚えていないけれど、ずっと不安を感じていたことは確かだった。
目を覚まして僕は、自分の身体を見た。僕は、一匹の、大きな毒虫になっていた。
安物のナイフの柄のような不気味な光沢をした、かたい殻を下にして、僕は仰向けに寝ていた。少し頭をもたげると、丸く膨らんで、固い節のある、褐色の腹が見えた。
やれやれ、困ったことになってしまった、と僕は思った。
僕はもともと、心地よい朝が好きだった。
朝にはルイ・アームストロングのしゃがれた声を聴きながら、感じのいいカップでアールグレイを飲みたいほうなのだ。
僕は毒虫の身体を起こして、サイドテーブルのペリエを一口口に含んだ。そして、僕は射精した。
0 イイ!コメント
10  名前::2013/02/02(土) 02:18:10  ID:5fs1WdXf 携帯からの投稿
ジョジョ話かわっとるやんけ
0 イイ!コメント
11  名前::2013/02/02(土) 05:02:39  ID:5FXBUFSA PCからの投稿
ブコウスキーがあってうれしかった
2 イイ!コメント
12  名前::2013/02/02(土) 08:00:00  ID:MBo1Ckzs PCからの投稿
この手のに定番の村上春樹がない・・・
1 イイ!コメント
13  名前::2013/02/02(土) 10:33:48  ID:YO6GdAs9 携帯からの投稿
山田悠介バージョンはよ
4 イイ!コメント
14  名前::2013/02/02(土) 11:42:02  ID:lPFGmYFK 携帯からの投稿
司馬遼太郎バージョンもみたいな
0 イイ!コメント
15  名前::2013/02/02(土) 11:47:32  ID:W6PuaGJe 携帯からの投稿
司馬遷バージョンも見たいな
0 イイ!コメント
16  名前::2013/02/02(土) 15:47:06  ID:QP4p2NWt 携帯からの投稿
スティーブンキングでよろ
0 イイ!コメント
 

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