料理ブログをハシゴしていると、
こんな文言を、馬に食わせるほど読むことができます。
〜まずはお料理で「彼氏の胃袋をつかむ」〜
わたしのとっておき愛されレシピ☆(*ノェノ)キャー
きょうは・・・(^_-)-☆
〜絶品ラザニア〜☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆
ダーも大好物(*´σー`)エヘヘの絶品ラザニア〜
早速作り方をシェア〜♡ ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
料理がうまいとなぜモテるのか。なぜ愛されるのか。
「料理上手=モテ」を説く人々が
さまざまな理由を挙げています。
わたしなりにそれらを20字以内でまとめると
「男を捕まえるにはセックスとうまい飯」
つまり男は女に食欲と性欲の欲求解消を求めていると。
こういうことだと理解しました。
げんに、FacebookやTwitterでわたし(35歳)が作ったたべもの写真を掲載すると
「こんなに料理のうまいあさみさんを男はほうっておかないでしょう」
「これでいつでもお嫁に行けるね(・∀・)」
という感想を寄せてくる人が少なからずいます。
飯がつくれたら、モテるのか? 嫁にいけるのか!? おい!!(エア胸ぐらつかみ)
じゃあ、おれはなんだ!? おれ料理作るのうまいぞ! おれモテねえぞ何だこれは!
なんだこれは!!!
わたしの友人に、猛々しいほどモテる女(42歳)がいます。
彼女がある時わたしに「ね~うち来ない? ごはんつくってあげる」と言いました。
南青山の彼女のマンションのダイニングルームでワインとチーズとバゲットとサラダとともに
出てきたメインディッシュはダマダマのグラタンでした。
「ヘルシオオーブン買ったばかりだから作りたくなったの〜」
ということだったのですが、ホワイトソースに失敗し、味はむらむらでした。
食えない程ではなかったですが、うまくはありませんでした。(Yさんごめんなさい)
彼女を15年近く知っていますが、アラフォーになったいまでも
激しくモテ続け、「腰がいたいからデスクチェアのいいやつが欲しい〜」
と何気なくあちこちで話して回っていたら
誕生日にアーロンチェアが五脚も集まってしまったという、
年齢とともに末期症状といえるほどのモテが進行していつつも、
料理の技術はおそらく全く向上していません。
彼女のごはんを食べたのはその時の一度きりですが、食事を共にしたことはたくさんあります。
彼女はものすごくよく食べます。
しかも、すっすっと食べ物を口に運んで、パクパクとじつに美味しそうに食べます。
食べ方もきれいですが、とにかく見ていて気持ちのよい食べ方をします。
ちまちましていないのです。スパっと竹を割ったような食べ方。
たべるのが上手、というのはこういう人のことを言うんだなと見とれるほどの食べっぷりです。
うまい人間関係を保つコツには「話し上手より聞き上手」というけれど、
「作り上手より食べ上手」のほうが
モテる近道じゃないかなと彼女を見ていて思います。
そもそも、本当の「話上手」はプロの話し手でも一握り。
「作り上手」もきっと同じこと。
作るプロになるよりも、上手に食べることのほうがずっと簡単だし、
わざわざ家に呼んだり、弁当を作って持って行かないと披露できない
「作り上手」よりも、どこでもいつでも「食べ上手」のほうが、汎用性がありますよね。
ところで料理は工作や音楽演奏と似ています。
うまく「作る(演奏する)」秘訣はひとつしかなく、「同じものを作りこむ」ことだからです。
食材を調理するポイントはふたつ。
調味…味付けに関して。主に塩分濃度が美味しさを決めます。
過熱…火の入れ方に関して。食材の特性をちゃんと調べて知り、調理器具と熱源の特性を知ることです。
調味と過熱は、同じ作業をやりこめばやりこむほど上達します。
作りこめば作りこむほど、ブレないものができます。
楽器も、チューニング(調味)をし、
何度も同じフレーズを弾きこむ(加熱調理)と体にそのフレーズが叩きこまれます。
こういった作りこみ系というのは、どちらかと言うと男の子の趣味なんじゃないかなと思います。
男性なら一度は、「パラパラチャーハンを作る」とか、
「パスタを上手にアルデンテにする」とか「ふわとろ卵のオムライスを作る」とか、
食材を自分の理想に敵う状態にするために、
同じものを作りこんだことがある人が多いのではないでしょうか。
そんな作りこみを経てゲットした、「得意料理」を、大抵の男性はひとつは持っています。
そして、作り込みの楽しさを覚えると、より作るものが工作的なものになっていくのです。
わたしは、ナポリタンの「つくりかた」もblogを書くために
(これまでナポリタンを作ってきた調味過熱の方法を、言語化する)、7日間作り続けました。
7日もナポリタンしか作らない女はモテるでしょうか?
いつも思います「作り込みは男性的な作業だ」と。
ギターやオーケストラなどの楽器人口を見ているとたぶんそれは真です。
料理は男のほうが向いていると思うのです。
しかも女は、男に食べさせるための料理を作ると、見返りを求めます。
見返り、それは「おいしいよ(こんな美味しい料理を作ってくれる君が好き)」という言葉です。
相手が最初の一口を咀嚼している間、箸も動かさずに今か今かとその言葉をまちます。
これは男にとって「重い」のではないでしょうか。
「重い」女を、男は嫌います。
元来男は料理が好きです。だったら男につくってもらえばいい。
男は「作りこんで」ゲットした得意料理をひとつは持っています。
それを、「作って♡」とおねだりする。
そして、「おいしい♡」ときれいに美味しそうにたべる。
「ありがとう♡」と感謝し「ほんとうに美味しかった♡また作ってね」とダメおしする。
男性には達成感が残り、女性もその様子を見て嬉しい。
双方丸く収まるのではないでしょうか?
結論。
モテたい女子のあなたがすること、それは、
男性の作った料理をきれいな食べ方で、美味しそうに食べること。
そして食べ終わったあとの「ありがとう♡」
それだけです。
決して7日間かけてナポリタンを作りこんだりしてはいけません。
男に食べさせて見返りを求めてもいけません。
モテません。わたしのような調理オタクになるだけです。
おしまい。
こんな文言を、馬に食わせるほど読むことができます。
〜まずはお料理で「彼氏の胃袋をつかむ」〜
わたしのとっておき愛されレシピ☆(*ノェノ)キャー
きょうは・・・(^_-)-☆
〜絶品ラザニア〜☆・:゚*オォヾ(o´∀`o)ノォオ*゚:・☆
ダーも大好物(*´σー`)エヘヘの絶品ラザニア〜
早速作り方をシェア〜♡ ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
料理がうまいとなぜモテるのか。なぜ愛されるのか。
「料理上手=モテ」を説く人々が
さまざまな理由を挙げています。
わたしなりにそれらを20字以内でまとめると
「男を捕まえるにはセックスとうまい飯」
つまり男は女に食欲と性欲の欲求解消を求めていると。
こういうことだと理解しました。
げんに、FacebookやTwitterでわたし(35歳)が作ったたべもの写真を掲載すると
「こんなに料理のうまいあさみさんを男はほうっておかないでしょう」
「これでいつでもお嫁に行けるね(・∀・)」
という感想を寄せてくる人が少なからずいます。
飯がつくれたら、モテるのか? 嫁にいけるのか!? おい!!(エア胸ぐらつかみ)
じゃあ、おれはなんだ!? おれ料理作るのうまいぞ! おれモテねえぞ何だこれは!
なんだこれは!!!
わたしの友人に、猛々しいほどモテる女(42歳)がいます。
彼女がある時わたしに「ね~うち来ない? ごはんつくってあげる」と言いました。
南青山の彼女のマンションのダイニングルームでワインとチーズとバゲットとサラダとともに
出てきたメインディッシュはダマダマのグラタンでした。
「ヘルシオオーブン買ったばかりだから作りたくなったの〜」
ということだったのですが、ホワイトソースに失敗し、味はむらむらでした。
食えない程ではなかったですが、うまくはありませんでした。(Yさんごめんなさい)
彼女を15年近く知っていますが、アラフォーになったいまでも
激しくモテ続け、「腰がいたいからデスクチェアのいいやつが欲しい〜」
と何気なくあちこちで話して回っていたら
誕生日にアーロンチェアが五脚も集まってしまったという、
年齢とともに末期症状といえるほどのモテが進行していつつも、
料理の技術はおそらく全く向上していません。
彼女のごはんを食べたのはその時の一度きりですが、食事を共にしたことはたくさんあります。
彼女はものすごくよく食べます。
しかも、すっすっと食べ物を口に運んで、パクパクとじつに美味しそうに食べます。
食べ方もきれいですが、とにかく見ていて気持ちのよい食べ方をします。
ちまちましていないのです。スパっと竹を割ったような食べ方。
たべるのが上手、というのはこういう人のことを言うんだなと見とれるほどの食べっぷりです。
うまい人間関係を保つコツには「話し上手より聞き上手」というけれど、
「作り上手より食べ上手」のほうが
モテる近道じゃないかなと彼女を見ていて思います。
そもそも、本当の「話上手」はプロの話し手でも一握り。
「作り上手」もきっと同じこと。
作るプロになるよりも、上手に食べることのほうがずっと簡単だし、
わざわざ家に呼んだり、弁当を作って持って行かないと披露できない
「作り上手」よりも、どこでもいつでも「食べ上手」のほうが、汎用性がありますよね。
ところで料理は工作や音楽演奏と似ています。
うまく「作る(演奏する)」秘訣はひとつしかなく、「同じものを作りこむ」ことだからです。
食材を調理するポイントはふたつ。
調味…味付けに関して。主に塩分濃度が美味しさを決めます。
過熱…火の入れ方に関して。食材の特性をちゃんと調べて知り、調理器具と熱源の特性を知ることです。
調味と過熱は、同じ作業をやりこめばやりこむほど上達します。
作りこめば作りこむほど、ブレないものができます。
楽器も、チューニング(調味)をし、
何度も同じフレーズを弾きこむ(加熱調理)と体にそのフレーズが叩きこまれます。
こういった作りこみ系というのは、どちらかと言うと男の子の趣味なんじゃないかなと思います。
男性なら一度は、「パラパラチャーハンを作る」とか、
「パスタを上手にアルデンテにする」とか「ふわとろ卵のオムライスを作る」とか、
食材を自分の理想に敵う状態にするために、
同じものを作りこんだことがある人が多いのではないでしょうか。
そんな作りこみを経てゲットした、「得意料理」を、大抵の男性はひとつは持っています。
そして、作り込みの楽しさを覚えると、より作るものが工作的なものになっていくのです。
わたしは、ナポリタンの「つくりかた」もblogを書くために
(これまでナポリタンを作ってきた調味過熱の方法を、言語化する)、7日間作り続けました。
7日もナポリタンしか作らない女はモテるでしょうか?
いつも思います「作り込みは男性的な作業だ」と。
ギターやオーケストラなどの楽器人口を見ているとたぶんそれは真です。
料理は男のほうが向いていると思うのです。
しかも女は、男に食べさせるための料理を作ると、見返りを求めます。
見返り、それは「おいしいよ(こんな美味しい料理を作ってくれる君が好き)」という言葉です。
相手が最初の一口を咀嚼している間、箸も動かさずに今か今かとその言葉をまちます。
これは男にとって「重い」のではないでしょうか。
「重い」女を、男は嫌います。
元来男は料理が好きです。だったら男につくってもらえばいい。
男は「作りこんで」ゲットした得意料理をひとつは持っています。
それを、「作って♡」とおねだりする。
そして、「おいしい♡」ときれいに美味しそうにたべる。
「ありがとう♡」と感謝し「ほんとうに美味しかった♡また作ってね」とダメおしする。
男性には達成感が残り、女性もその様子を見て嬉しい。
双方丸く収まるのではないでしょうか?
結論。
モテたい女子のあなたがすること、それは、
男性の作った料理をきれいな食べ方で、美味しそうに食べること。
そして食べ終わったあとの「ありがとう♡」
それだけです。
決して7日間かけてナポリタンを作りこんだりしてはいけません。
男に食べさせて見返りを求めてもいけません。
モテません。わたしのような調理オタクになるだけです。
おしまい。
コメント一覧
なかしまあさみさん
ただ、この人がモテないという理由がなんとなく分かった気がする
そりゃこの投稿者が料理がいくら上手くても会話のドッチボール状態が(まぁ特にエア胸倉とかwww)続くようじゃモテんわ…
遊び相手なら下手でもいいけど、結婚するなら料理上手な女の方が好まれる
ひとえにコミュ障ということですね分かりましたorz
共稼ぎの多い最近では特に
でも料理にこだわり過ぎる人も嫌だな
なんで鼻ほじってんの。
ナポリタン作り込む暇があんならちょっとは推敲しろ
なんでモテないままで居るの?
この文章量の程度で長いと感じてると生きてくのに支障が出るし、ナポリタンを作り込んではいけないと主張してることも読み取れないようでは使いものにならん。指示をして正反対に受け取るやつを雇うのはデメリットが大きいだろう?
相手のニーズに応えられる人間が必要とされるのは
当たり前じゃないだろうか