873: おさかなくわえた名無しさん 2013/07/10(水) 16:17:04.65 ID:HS3Cv9qF
大学生だった頃、同じゼミに日本語の使い方について凄く細かい人がいた
「全然あり」は駄目だとか、流行の「正しい日本語の本」を読んだんだろうなという感じで
「○○は間違いなんだって、使わない方が良いよ」と
いちいち言ってくるので鬱陶しかった
ある日、ゼミが始まるまでの少々の時間、教授が準備をしている中
またその人が日本語うんちくを語り始めた
こっちはハイハイワロスワロス程度の気持ちで聞き流していたんだけど、
ゼミが始まると教授がその学生に
「全然あり」は夏目漱石の時代から存在していた言葉で、
平成に入ってから出来たものではない事
バイト店員によくある「よろしかったですか」は過去形とは断定できないこと
教授に提出する文章に「だけど」だの「問題がいっぱいあります」だの
「~した方が良いと思います」だのといった言葉遣いを盛り込むのは止めた方が良い事
Wikipediaからコピペしてきたのが丸わかりの文章を提出するのは止めた方が良い事
そもそも誰でも編集出来るWikipediaの情報をそのまま信用して参考資料を読もうともしないのは
言語道断、話にならないという事
それを見なかった事にしても、その人の文章は正直長ったらしくて読みにくい事
あと2ちゃんねるでヒントを得ようとするのは止めた方が良い事
「参考:2ちゃんねる○○板」とでも書いてきたらその時点で単位剥奪するから
覚悟しておく事
を告げた 言われた人は顔を真っ赤にしてた
最後に「僕がネットも見ないおじいちゃんだと思ったら大間違いですよ」と言って、
教授は通常通りゼミを始めた
次の週、ゼミにはその人はいなかった
ちなみに2ちゃんで言われるようなFラン大ではない
コメント一覧
画像資料もつけない人には、単位はあげられませんな。
何おっぱいをお求めですか?
そりゃ、男にだっておっぱいはあるもんな
嘘はついてない
それさえドヤ顔に見えるとかお前どんな底辺で生きてきたんだ
伝われば良い
細かい言葉遣いは本人が必要になれば、その時覚える
他人がとやかく言う事ではない
敬語が良い例だ
丁寧にしようと態度に出てれば、尊敬語だの丁寧語だのは然程意識されない
時代とともに移ろうのはもっともだが、同時代に普通に流通してる辞書の用法と違ってるならただの誤用だ。
伝わればいいのはもっともだが、伝わらない時があるから困ってるんだ。
故に他人がとやかく言わないとダメなんだよ、本人は自分は分かったつもりになってるから。
尊敬語とか丁寧語は社会に出て礼状とか書く時恥かくからちゃんと覚えないとダメだよ。
英語でwould should couldが提案とかに使われるようなもんだとでも?
私の地元で方言として「あなたは○○を選びましたがお間違いないですか」的ニュアンスで使ってる
広く伝わるようでいて、浅くしか伝わらないから大変。
「漱石が書いてる」はアウト。あの人の日本語はリアル鬼ごっこの人レベルだから。
ぷっ
恥ずかしいw
そんなに酷い? 確かに文豪って言われる人が全員
名文を書くわけじゃないけどね。むしろ少数……
漱石の時代からあったもセーフとは言い切れない
漱石の時代の全然+肯定と最近のとが同一のものとは限らない
最近の全然美味しいとか全然大丈夫みたいな、全然+肯定は、必ずなんらかの否定のニュアンスを含むって特徴がある(例えば、「口にあわなかった?」に対して「いや、全然美味しいよ」とは言えても、「これ美味しいでしょ」に対して「うん、全然美味しいよ」とは言えない)から、むしろ全然と否定の結び付きが高まったから発生した用法と考えた方が自然
それに、言葉は変化するものなんだから、昔になかった用法だからいくら広まっても誤用は誤用って論調も、昔使われてた用法だからどんな時代で正用って論調もナンセンス
は、さておき・・
漱石の時代から~のくだりだが、要するに漱石の時代から誤用でたびたび見受けられた、
くらいの意味で考えたらよいのではないか?
投稿者にとっては日本語についての薀蓄がウザかっただけの存在だけど
教授からしてみればwikiから丸写し&2ちゃんから適当にネタひっぱってくる、
基本的な論文の書き方すら知らんことが腹に据えかねていて、ウザ薀蓄は切欠にすぎなかったんだろう
故に「ぜんぜんあり」も間違いではない、と聞いた事がある
二 ( トタル ) [文] 形動タリ
すべてにわたってそうであるさま。 「実に-たる改革を宣告せり/求安録 鑑三」
〔明治・大正期には,もともと一 ② の「すべて」「すっかり」の意で肯定表現にも用いられていたが,
次第に下に打ち消しを伴う一 ① の用法が強く意識されるようになった。
近年,一 ③ の意で肯定表現を伴って「全然おいしい」などと程度の強調を表す用法が見られるが,
これは俗用である〕