68 :なーなしさん! 2014/03/27(木) 23:05:40 ID:
もうすぐ祖母が亡くなってから1年になる。祖母と仲が良かった私は
亡くなって間もない頃は周りが心配するほど沈んでいて、抜け殻のようになっていたらしい。
祖母との思い出をたどっては泣いて、してあげられなかったことを想っては泣いて
あと何十年、祖母のいない世界で生きないといけないんだろうと鬱々としていた。
寂しくて寂しくて、早く祖母のところへ行きたいと泣いて泣いて泣き疲れて眠った夜のこと。
心配そうな顔をした祖母が夢に出てきた。
亡くなった後までも心配させてしまったのか。安らかに眠らせてあげなきゃ。
自分の世界にばかり籠っていたけれど、この頃から少しずつ周りが見れるようになっていった。
それから数か月経ち、ふとしたことからまた激しい寂しさに襲われた。
一晩泣いて外が明るくなった頃、ぼんやりとした頭で、どうしてこんなに悲しいんだろうと思った。
すぐに答えは浮かんできた。
「それだけ私は愛されていたのだ。」
そう思ったら体中がポカポカ温かくなって、視界がクリアになって、何だか生きていけるような気がした。
いつの間にか眠ってしまって、その時に見た夢は
白いナップザックのようなものを背負った祖母が
こちらに微笑みかけ、どこかへ歩いて行く夢だった。
それからは祖母の夢を見ていない。
今でもふいに泣けてくる時があるけど
その分の幸せをもらったのだと思うと、泣いた後に温かい気持ちが残るようになった。
69 :なーなしさん! 2014/03/27(木) 23:40:38 ID:
優しいお婆ちゃんだったんだろうなぁ…気づけて良かったね。
なかなか会える距離ではないけど、私もばあちゃん大事にしていきたいと思えたよ。
コメント一覧
大好きな人が死ぬのは辛いけどいつかは受け入れなくちゃならないんだよな…
小さい頃はそれがなんか悲しかったな
その方が悲しまずにすんだのかもしれないけど
いつか来るその日の為に心に留めておく
※3じゃないけれども、しかと心に留めておきます。
ということで元気に前向いて歩こうぜ。でも無理はしないようにね。
心の片隅に保存しておこう