吉田沙保里「あ、白鵬さんだ!」
白鵬「霊長類最強…か。」
吉&白「面白い。」
室伏「これは…。」
この地上において彼女だけが互角に渡り合える力を有した存在だとばかり彼は考えていたのだ。
しかし、それが驕りであったということを今痛感しているのだ。
今の2人が放つ闘気に当てられる。並の格闘家では意識を保つことさえ難しいだろう。
室伏「……はじまるっ!」
圧倒的な威圧感の後に音速の衝撃があらゆるものをなぎ倒して行く。
土俵、観客席、右手に握られていた采配は既に砕け散った。
空間を成立させていた柱も綱も床も日馬富士も、全てが吹き飛んで行く。
彼は勝敗の行方を見届けんとその轟音を掻き分けるように耳と目を澄ませる。
後ろでかろうじて踏ん張った鶴竜が叫んだ。
「あそこを見ろ!まだ勝敗はついていない!」
2人とも、笑っている。
こんなに楽しそうな吉田を見るのは久しぶりだ。
室伏は少しだけ悔しかった。
彼女と互角に戦える相手である自分がほんの少しだけ誇らしかったのだ。
嫉妬を覚えるあまり駆け出しそうになる自分を戒めるように、
室伏は半歩後ろに下がった。その足元から大地が割れ、鶴竜の姿も消えた。
思いがけず力んでしまった自分を本当に恥ずかしく思う。
羞恥心のあまり、滲むはじめた視界を振り払うように前を見ると、
吉田と白鵬がこちらを見て笑っていた。
吉&白「おいで。3人で遊ぼう。」
―――世界が滅びる、10秒前の出来事―――
fin
1: 名無しさん@おーぷん 2014/10/23(木)00:32:39 ID:KKvCCMA5m
吉田「相撲は格闘技界でも最強って聞いたことあるわ。」白鵬「霊長類最強…か。」
吉&白「面白い。」
室伏「これは…。」
4: 名無しさん@おーぷん 2014/10/23(木)00:33:46 ID:KKvCCMA5m
室伏は戦慄した。汗が噴出する感覚に自嘲さえ覚えた。この地上において彼女だけが互角に渡り合える力を有した存在だとばかり彼は考えていたのだ。
しかし、それが驕りであったということを今痛感しているのだ。
今の2人が放つ闘気に当てられる。並の格闘家では意識を保つことさえ難しいだろう。
室伏「……はじまるっ!」
5: 名無しさん@おーぷん 2014/10/23(木)00:34:27 ID:KKvCCMA5m
吉田と白鵬が同時に地を蹴る。2歩、3歩。土煙が昇る。圧倒的な威圧感の後に音速の衝撃があらゆるものをなぎ倒して行く。
土俵、観客席、右手に握られていた采配は既に砕け散った。
空間を成立させていた柱も綱も床も日馬富士も、全てが吹き飛んで行く。
彼は勝敗の行方を見届けんとその轟音を掻き分けるように耳と目を澄ませる。
後ろでかろうじて踏ん張った鶴竜が叫んだ。
「あそこを見ろ!まだ勝敗はついていない!」
8: 名無しさん@おーぷん 2014/10/23(木)00:35:03 ID:KKvCCMA5m
吉田と白鵬はがっぷり四つのまま微動だにしない。2人とも、笑っている。
こんなに楽しそうな吉田を見るのは久しぶりだ。
室伏は少しだけ悔しかった。
彼女と互角に戦える相手である自分がほんの少しだけ誇らしかったのだ。
嫉妬を覚えるあまり駆け出しそうになる自分を戒めるように、
室伏は半歩後ろに下がった。その足元から大地が割れ、鶴竜の姿も消えた。
9: 名無しさん@おーぷん 2014/10/23(木)00:35:25 ID:KKvCCMA5m
ほら、やっぱり俺はあそこで戦いたいんだ。思いがけず力んでしまった自分を本当に恥ずかしく思う。
羞恥心のあまり、滲むはじめた視界を振り払うように前を見ると、
吉田と白鵬がこちらを見て笑っていた。
吉&白「おいで。3人で遊ぼう。」
―――世界が滅びる、10秒前の出来事―――
fin
コメント一覧
巻き添えを喰らう日馬富士と鶴竜に笑ってしまった
もしくは谷亮子が組みげいこの流れでそのままもつれてはめられちゃうやつとか。
正直、企画とかシチュもののAVだと嘘臭くて抜けないんだよな、B専乙とか言われそうだけど必死で逃げようとしつつも感じてあえいでる谷亮子とか見たらおまえらだってチンコたつんだろ?
いきなり何の話をしているんだ
ふぅ・・・
お前頭おかしいだろ
そんなことで勃つ奴なんていねぇよ
カス
何故ならそこには行司がいるから