945 名前:938[] 投稿日:2010/01/11(月) 14:15:42 ID:teQiC6Eq
失礼しました。では話を1つ。(長くなりますが、ご勘弁を。)あるとき、矢作橋にて一人の少年が休んでいると野武士の一団が通りかかり、
その頭が少年の頭を蹴飛ばした。
するとこの少年「人の頭を蹴飛ばしておきながら無視するとは何事か!一言詫びろ!」と
頭を睨み付けた。
そう言われた頭はこの少年の度胸の大きさに感心し、自分の屋敷に招いた。
「一つ知恵比べをしよう。3日以内にこの刀(名刀正宗)を奪い取る事が出来たら、お前にやろう。」
「分かりました。受けてたちましょう。」こうして二人の知恵比べは始まった。
948 名前:938その2[] 投稿日:2010/01/11(月) 14:58:55 ID:teQiC6Eq
「さてさてあの小僧、どの様な策を使ってくるのか・・・」頭は刀のある部屋にて少年を待ち構えた。一方、少年は屋敷の庭先から
こちらをじっと見張っていた。
「そうか、ワシがここを離れた隙に奪い取る気だな。だが、甘い。常に刀を持って移動するからな。」
と頭も隙を見せなかった。
そんなこんなで3日目を迎えた。この日は雨だった。
「結局、あの小僧はワシを見張るだけで何もして来なかったな。いかに度胸はあっても
所詮は子供か。」と勝ちを確信した。
すると雨がどんどん強くなり、強風も吹いてきた。しかし少年はその場所から動こうとはしない。
頭も流石に危ないと思ったのか、
「小僧、負けを認めてこちらに来たらどうじゃ。」と声をかけたが、少年は動かない。
頭が不思議に思い近寄って見ると少年だと思っていたそれは
なんと傘を持たせた人形だったのだ。「しまった!騙された!」とあわてて戻るとそこには、
「賭けは私の勝ちです。約束通り、刀は戴きます。」
刀を持った少年がいたのだった。結局、頭は負けを認め、刀を少年に渡したという。
その後も2人の交流は続いた。少年は後の天下人豊臣秀吉、頭は
その右腕、蜂須賀正勝となるまで。 以上、長文になりましたが秀吉と正勝の
出会いの話となります。
コメント一覧
分かりにくいわ。
首領とかリーダーとか、何か別の言い方にしろよ。
藤吉郎「頭の上に置き、知恵熱で温めておりました」
毎回「未来少年コナン」に空目
その「確信犯」は正しい意味のほうでいいんだよな?
転載元でも指摘されてたが、時代背景に無理があるみたいだね