今回、「ブラック企業とハピネス企業の違いとは何か」というテーマで、
戦略的PRコンサルタントで放送作家の野呂エイシロウ氏と対談を行った。
鈴木 野呂さんにとっては、労働時間が長いことがブラック企業の定義ではないのですね。
野呂 そうです。僕自身、経営者でもあるけれど、1年で10日も休みを取らないです。
僕が付き合っている企業は、売り上げ20億円から数兆円の会社までありますが、売上高に関係なく、
伸びていて勢いがある会社は、社長をはじめ社員が猛烈に働いています。
ある大企業の社長は猛烈に働くことで有名で、役員が社長をつかまえて打ち合わせできるのがタクシーの中だったりします。
そういう会社は、現場の社員から経営陣まで本当に猛烈に働いています。社員は15分の時間も惜しんで、早歩きをし、
昼食を取ることも少なく、トイレに行く時間も惜しむほど働いているけれど、実に楽しそうです。
社長のことが好きで、役員のことが好きで、上司が好き、という雰囲気に満ちています。
鈴木 長時間労働だからブラック企業という、単純な見方ではいけないということですね。
先ほど“ゆるい”会社とは付き合いたくない、というお話がありましたが、“ゆるい”会社とはどんな会社でしょうか?
野呂 登山でたとえてみましょう。登山コースが整備されている高尾山に登るのは誰でもでき、そこそこ楽しいでしょう。
しかし、誰でも登れる山に登ったところで、大した喜びはないですよね。
エベレストを目指すレベルになると、楽しいという要素が少なくなって、厳しさが増してきます。
それでも登頂できれば最高の達成感が得られ、歴史にも名を残すことができます。
僕も多くの会社と付き合ってきましたが、“ゆるい”会社は一緒に仕事をしていても楽しくありません。
もっと売り上げを伸ばそう、もっと楽しい仕事をしよう、もっと給料を上げていこう、という欲がないのです。
つまり、欲がない会社は“ゆるく”なるのだと思います。そういう会社が、本当のブラック企業といえるでしょう。
逆に、ハピネス企業はプロの集まりであり、厳しさがあります。
だからこそ、自分たちが会社を維持しているという誇りを社員が感じていると思います。
戦略的PRコンサルタントで放送作家の野呂エイシロウ氏と対談を行った。
鈴木 野呂さんにとっては、労働時間が長いことがブラック企業の定義ではないのですね。
野呂 そうです。僕自身、経営者でもあるけれど、1年で10日も休みを取らないです。
僕が付き合っている企業は、売り上げ20億円から数兆円の会社までありますが、売上高に関係なく、
伸びていて勢いがある会社は、社長をはじめ社員が猛烈に働いています。
ある大企業の社長は猛烈に働くことで有名で、役員が社長をつかまえて打ち合わせできるのがタクシーの中だったりします。
そういう会社は、現場の社員から経営陣まで本当に猛烈に働いています。社員は15分の時間も惜しんで、早歩きをし、
昼食を取ることも少なく、トイレに行く時間も惜しむほど働いているけれど、実に楽しそうです。
社長のことが好きで、役員のことが好きで、上司が好き、という雰囲気に満ちています。
鈴木 長時間労働だからブラック企業という、単純な見方ではいけないということですね。
先ほど“ゆるい”会社とは付き合いたくない、というお話がありましたが、“ゆるい”会社とはどんな会社でしょうか?
野呂 登山でたとえてみましょう。登山コースが整備されている高尾山に登るのは誰でもでき、そこそこ楽しいでしょう。
しかし、誰でも登れる山に登ったところで、大した喜びはないですよね。
エベレストを目指すレベルになると、楽しいという要素が少なくなって、厳しさが増してきます。
それでも登頂できれば最高の達成感が得られ、歴史にも名を残すことができます。
僕も多くの会社と付き合ってきましたが、“ゆるい”会社は一緒に仕事をしていても楽しくありません。
もっと売り上げを伸ばそう、もっと楽しい仕事をしよう、もっと給料を上げていこう、という欲がないのです。
つまり、欲がない会社は“ゆるく”なるのだと思います。そういう会社が、本当のブラック企業といえるでしょう。
逆に、ハピネス企業はプロの集まりであり、厳しさがあります。
だからこそ、自分たちが会社を維持しているという誇りを社員が感じていると思います。
コメント一覧
達成した時の喜びが単純に過程の厳しさ困難さに比例する訳ではない
そして達成出来ず喜べないのがブラック企業
売上重視、業績重視じゃなくたって、欲がなくたって、いいじゃないか
人間らしく生きれれば、最低限…と言っても、最低すぎない賃金で、適度に休めて寝食が健康的な範囲で摂取できれば、人間らしい生活ができればそれでいいよ、俺は
そういうのを「アットホームな会社」って言うんだろ?
だいたい、社長が忙しく飛び回ってる会社なんざ、危なくて仕方ない
こういう人は、部下を信頼せず自分が決定しないと気がすまないタイプ
で、しなくていい苦労をしょいこんで、あ~忙しいとか抜かして回りにも苦労を強いる
この人がいる内は伸びるかもしれんが、人は育たない
それがハピネス企業
あんたらが登ってるのはエベレストじゃなくて西之島の活火山だ、立入禁止区域だよ
公務員だから休みもちゃんと取れるし、給料もバッチリ!
衣食住困らないし、5年くらい勤めればボーナス200万くらい出るよ!
ものすごく幅広く職種があるから適性に応じて働けるし、体力面で不安でも訓練で強くなれるよ!
働く人間が納得していれば、それはブラックではない。
(コンプライアンス的リスクを除けば)
ブランド力による洗脳で、成功している企業は多い。
いつまでも続くとは思えないが…
同感
社員の時間と労力を不当に絞り続けるだけで飯を食わせないとこはやりがいの有無に関わらずブラックだ
やりがいとやらで仕事が楽しいんだろうな、素直に凄いとは思うし好きにすればいいと思う
ただ全員が仕事命じゃない。お前の言うプロの論理みたいのを周りに押し付けるな、それも低賃金で
例えるならアマの野球チームに対して「お前らはプロ程の情熱がない!」みたいな言い分じゃん
プロも成果に対してお金が発生するからあそこまで頑張れるのであって(好きなのもあるだろうが)、アマであそこまではやれねーよ
プロがアマと付き合わないのは別にいいが
アマはアマ、プロはプロ、それでいいだろ
致命的な欠陥もあるので変化に弱い
全員がいっぺんに気にやる気を失うような事象が発生することがあるからね。
カリスマ社長がいなくなるとか。
なので長くは続かない。お祭りしてるようなもん。
最中は楽しかろうね