「出産階級制度」という言葉を聞いたことがあるだろうか。
そもそも、出産するのに「階級」が必要なのか?
また、誰がそのように言っているのか?
イギリスでは今、妊婦の出産方法について社会問題にまで発展している。
・一人の妊婦のブログが大炎上
イギリス、南サセックス州のイーストボーンに住むジョーダン・クラッタンダン(34歳)は今、妊娠5カ月である。
9月出産予定の既に2人の子供を持つママだ。
今回、ジョーダンがブログで書いた一言がきっかけで、彼女のブログが大炎上するという事態が起きた。
その内容とはー。
・出産の階級制度についてブログに書いた
ジョーダンは一人目の娘、オータム(6歳)を帝王切開で出産した。
自然分娩の予定だったが、オータムの頭が膨らんでいてこのままでは脳にダメージを与えてしまうということから、急きょ帝王切開に切り替えたのだ。
そして2人目の時こそ自然分娩を願ったが、医師の薦めにより帝王切開。
日本ではこれは普通に考えられることだろう。
しかし、イギリスでは、
「帝王切開による出産=痛みを伴わない楽な出産=自分の子供を痛みなくして産むなんて、立派な母親とは言えない」
という驚いた図式が出来上がっていたのだ。
ジョーダンがブログで二人の子供を帝王切開により出産し、
9月に生まれる3人目も帝王切開になるかも知れない、
でも周りに非難されたら不安だというような内容を投稿したところ、
賛否両論のコメントが相次いでブログは炎上した。
・なぜ普通分娩が偉いとされるのか
ジョーダンは更にブログで怒りを露わにする。
「世の中には明らかに自然分娩した人の方がエリートっていう階級を付けたがるママ連中がいるのね。
自然分娩をすることがいかにも母親として当然のように言うわ。帝王切開は一番最低だ、って。
痛みを伴うのが出産なのに、自分で産む努力をしなかったのね、
って言って自然分娩がいかにも一番偉いような感じで無痛分娩をしたママでさえ、批判されるわ。
でも普通分娩が一番偉いって誰が決めたの?」
・胎児の命を優先することが何より大切
ジョーダンがfacebookでそう怒りを表したところ、100件以上の「いいね!」、
そして1000件以上もの励ましのコメントが届いた。
「帝王切開は決して簡単なんかじゃないわ。
傷みが和らいで、胎児の危険性が少なくなることにどうして楽して恥ずかしいって思わなきゃいけないの?」
正直、筆者は、イギリスでこんな馬鹿げたことが社会問題になっていることに呆れた。
普通分娩なら偉くて帝王切開なら最低のママなんて、
階級制度が内面で色濃く残るイギリスならではだとある意味感心もするが、呆れることの方が大きい。
妊婦なら、出産したことある女性なら、胎児の命が優先なのはわかりきってることだと思っていたが、
この欧米にもこんな馬鹿げた考え方をするママ中がいるのは情けない限りだ。
・コメントに励まされ
イギリスではこの出産階級制度が広まって、悪く言えば妊婦の出産の仕方に対し「いじめ」が行われるのである。ジョーダンも言う。
「悲しいのが、出産して一番最初にどうやって産んだか、ってことなのよ。
自然分娩だったか、そうでないかなんて、
赤ちゃんの性別や体重なんかよりも大切なことだとは私には思わないわ。」
「ホント言うと、二人目は絶対自然分娩で、って思ってたの。
でもドクターに帝王切開の方が安全だから、って言われてショックだったけど、
何にショックだったかって今思えばまた世間のエリートママ達から非難されるかも知れない、
って思ったからなのよね。だけど、赤ちゃんを安全に産むことの方がよっぽど大切よ。」
「だから今は二人とも帝王切開で産んだけど恥だとも何とも思ってないわ。
出産階級制度だか何だか知らないけど、出産方法は人によって違うのは当然よ。
誰も他人の出産を批判したり中傷したりする権利はないわ。」
人の出産に対してとやかく言うことは止めなきゃいけない、とジョーダンは強く語る。当たり前だ。
自然分娩であろうが、無痛分娩だろうが、水中出産だろうが、帝王切開だろうが、命の尊さに変わりはない。
ドクターは胎児の命のリスクを優先する。
出産という尊い行為が、呆れた階級制度によって汚されるのだけは同じ女性として許せない。
今回のこのイギリスの社会問題は、女性として、また出産を経験した一人の母親として、深く考えさせられる。
イギリスに住んでいるからこそ見える真実がまた一つ明らかになった。
今度はこういうマイナス面ではなく、プラス面を発見したいものである。
そもそも、出産するのに「階級」が必要なのか?
また、誰がそのように言っているのか?
イギリスでは今、妊婦の出産方法について社会問題にまで発展している。
・一人の妊婦のブログが大炎上
イギリス、南サセックス州のイーストボーンに住むジョーダン・クラッタンダン(34歳)は今、妊娠5カ月である。
9月出産予定の既に2人の子供を持つママだ。
今回、ジョーダンがブログで書いた一言がきっかけで、彼女のブログが大炎上するという事態が起きた。
その内容とはー。
・出産の階級制度についてブログに書いた
ジョーダンは一人目の娘、オータム(6歳)を帝王切開で出産した。
自然分娩の予定だったが、オータムの頭が膨らんでいてこのままでは脳にダメージを与えてしまうということから、急きょ帝王切開に切り替えたのだ。
そして2人目の時こそ自然分娩を願ったが、医師の薦めにより帝王切開。
日本ではこれは普通に考えられることだろう。
しかし、イギリスでは、
「帝王切開による出産=痛みを伴わない楽な出産=自分の子供を痛みなくして産むなんて、立派な母親とは言えない」
という驚いた図式が出来上がっていたのだ。
ジョーダンがブログで二人の子供を帝王切開により出産し、
9月に生まれる3人目も帝王切開になるかも知れない、
でも周りに非難されたら不安だというような内容を投稿したところ、
賛否両論のコメントが相次いでブログは炎上した。
・なぜ普通分娩が偉いとされるのか
ジョーダンは更にブログで怒りを露わにする。
「世の中には明らかに自然分娩した人の方がエリートっていう階級を付けたがるママ連中がいるのね。
自然分娩をすることがいかにも母親として当然のように言うわ。帝王切開は一番最低だ、って。
痛みを伴うのが出産なのに、自分で産む努力をしなかったのね、
って言って自然分娩がいかにも一番偉いような感じで無痛分娩をしたママでさえ、批判されるわ。
でも普通分娩が一番偉いって誰が決めたの?」
・胎児の命を優先することが何より大切
ジョーダンがfacebookでそう怒りを表したところ、100件以上の「いいね!」、
そして1000件以上もの励ましのコメントが届いた。
「帝王切開は決して簡単なんかじゃないわ。
傷みが和らいで、胎児の危険性が少なくなることにどうして楽して恥ずかしいって思わなきゃいけないの?」
正直、筆者は、イギリスでこんな馬鹿げたことが社会問題になっていることに呆れた。
普通分娩なら偉くて帝王切開なら最低のママなんて、
階級制度が内面で色濃く残るイギリスならではだとある意味感心もするが、呆れることの方が大きい。
妊婦なら、出産したことある女性なら、胎児の命が優先なのはわかりきってることだと思っていたが、
この欧米にもこんな馬鹿げた考え方をするママ中がいるのは情けない限りだ。
・コメントに励まされ
イギリスではこの出産階級制度が広まって、悪く言えば妊婦の出産の仕方に対し「いじめ」が行われるのである。ジョーダンも言う。
「悲しいのが、出産して一番最初にどうやって産んだか、ってことなのよ。
自然分娩だったか、そうでないかなんて、
赤ちゃんの性別や体重なんかよりも大切なことだとは私には思わないわ。」
「ホント言うと、二人目は絶対自然分娩で、って思ってたの。
でもドクターに帝王切開の方が安全だから、って言われてショックだったけど、
何にショックだったかって今思えばまた世間のエリートママ達から非難されるかも知れない、
って思ったからなのよね。だけど、赤ちゃんを安全に産むことの方がよっぽど大切よ。」
「だから今は二人とも帝王切開で産んだけど恥だとも何とも思ってないわ。
出産階級制度だか何だか知らないけど、出産方法は人によって違うのは当然よ。
誰も他人の出産を批判したり中傷したりする権利はないわ。」
人の出産に対してとやかく言うことは止めなきゃいけない、とジョーダンは強く語る。当たり前だ。
自然分娩であろうが、無痛分娩だろうが、水中出産だろうが、帝王切開だろうが、命の尊さに変わりはない。
ドクターは胎児の命のリスクを優先する。
出産という尊い行為が、呆れた階級制度によって汚されるのだけは同じ女性として許せない。
今回のこのイギリスの社会問題は、女性として、また出産を経験した一人の母親として、深く考えさせられる。
イギリスに住んでいるからこそ見える真実がまた一つ明らかになった。
今度はこういうマイナス面ではなく、プラス面を発見したいものである。
コメント一覧
許してください
ほんのジョーダンだったんです
帝王切開なんかで楽して産んで愛情がない、母親になれない、ってね。
自然分娩だと母も子も死ぬ。
だから帝王切開を排斥する輩は人殺し。
その人は体質的に麻酔があまり効かない。だからマジ切腹になる。
けど出産時の痛みはあるから、切腹と分かってても、早く切ってー!になるらしい。んで、切る場所は3回共が同じ場所。切腹で同じ場所を数年に分けて3回も切らないでしょ?
もー、聞いてるだけで痛い。けど想像もできない痛みなんだろうなと思う。
普通に切腹だから、普通分娩は出産後に傷が治ればいいけど、帝王切開は切腹の傷が治るまで痛みがある。
ふだん優しいお母さんだけど、すごい体験してるんだなと聞いてびっくり。
それはそれは痛かったそうだ
今でも寒い時とかに傷が疼くらしいよ
(古い話だから今は違うのかもしれないけど)
産みの苦しみは出産方法関わらず皆同じだと思う
階級つけたがるバカは人の苦労を理解しようとする心が無いんだよね
まあ良い面だけ見てたらねえ
日本だけかと思ってた
No.48503 【(゚Д゚)ハァ?】「なにこのデッカイ傷!!いつ切ったんだよ!!」
栗子が妊娠したとき。要するに、この理屈を語る奴はキチガイ。
身長150センチ体重42キロと同年代の中では小さいながらも頑張った末に自分と赤ちゃんの身体を考えて帝王切開になったけど、周りはよくがんばったねとか労いの言葉をかけてくれる人しかいなかった。優しい人たちに囲まれて幸せだよ
確実にセックスをしたということか。
じゃあ俺は人間じゃない……?
赤ん坊が満足に栄養取れればどっちでもいいだろうに。
妊娠週数の数え方を勉強してから書き込もうな
腹掻っ捌くんだから帝王切開の方が難易度も危険度も高いと思ってたわ。
陣痛はあるし、違うのは産む瞬間痛いか
産んだ後痛いかだけだよね
それをキチガイパヨクが支持しているというのも面白い
やはり真反対に振れているだけで根は同じなのだな