820 名前:素敵な旦那様[sage] 投稿日:05/02/18 23:12:35
結婚して子供ができて、ホカホカした食卓にみんな笑顔で並んでたりして、ときどき泣きそうなくらいの幸せを噛み締めるなー。
「荒みじんの玉葱が入ったでっかいハンバーグ」とか、「大皿いっぱいの散らし寿司」とか、
カミサンと子供には、自分が子供の頃に満たされなかったものを埋めてもらってる。
「ケチャップで名前書いたオムライス」「釜で炊いたお米のキレイな狐色のお焦げ」
「ジャガイモとニンジンのゴロゴロしたカレー」みんな夢見るだけで一回も与えられなかったものだ。
「年の数だけロウソクの立ったケーキ」も。
なんか、三十過ぎた今になってようやく、切ない気分にならずに見られるようになった。
最初の頃なんか幸せな食卓に座るたび「なんで俺がこんなトコにいるんだろ」とか思ったけど。
自分みたいな一人きりの惨めな飯とか、親も不在で金も食いモンも無くてひもじい思いとか
ぜったいさせたくないな。
824 名前:820[] 投稿日:05/02/19 13:27:28
うちね、端的に言うと親が超DQNだったの。当時のウチのメシ見たらみんな残飯かゴミかと思うよ、きっと。
幸か不幸か自立して生きて来れた。優しい嫁とも会えた。元気な子供もできた。
だから、俺はきっと神様っていると思う。
新婚当時は出されたもの食べてた。しばらくして(長男を妊娠した頃か)
「ね、好きなものなんでも作るよ、なに食べたい?」って
聞かれたから、思わず「おっきいハンバーグ」って答えた。
我ながら三十過ぎてなにいってんだ思ったけど、嫁はニッて笑って、
小さめの座布団みたいな超巨大ハンバーグ作ってくれた。
俺のこと見ててなんか感じたのかな。爪楊枝のちっちゃな旗が立ってて、
お手製ハンバーグソースで「○○くん(はぁと」とか書いてあった。
俺って妻だけではなく、初めて家庭と母親を手に入れたんじゃないのかな。
コメント一覧
結婚してくれ
「お手製ハンバーグソースで『○○くん(はぁと』とか書いてて、
爪楊枝のちっちゃな旗が立ってあった」
んだよな?
俺も最初だけ※3みたいな勘違いしてたから笑えないけど
読み返したらわかったぜ
がんばれ>>3
がんがれ>>8
タイトル見て、頭に乗ってるアレを思い出してしまった
爪楊枝のちっちゃな旗が立ってあった
おk把握www
本当にそうだよな。
産むか産まないかだけ選べる。
俺もこんな嫁さんほしーよー
いや、それが無いと家族が増えないというか家族が増えていいだろw
お嫁さんが嫌じゃなければいいと思うよ
幸せの形ってそれぞれだしさ。
だから今の幸せがある。
「○○くん(ほぁた」と書いてあるのかと思った
この人が奥さんと出会えてほんとよかったよ
読後感が一番いい感じになる。
順序が逆だとため息すら出ない