★最初は「メンソレータム」だった
アメリカの会社「メンソレータム社」の軟膏。それが「メンソレータム」。
明治時代に日本にやって来たアメリカ人、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが会社を興し、「メンソレータム」の日本での販売権・製造権を得、日本で販売したのが最初の「メンソレータム」です。その会社の名が「近江兄弟社」。今「メンターム」を販売している会社です。
しかし1974年に「近江兄弟社」は一度破綻、倒産しました。
1975年、「ロート製薬」が改めて「メンソレータム社」と契約、日本での販売権を獲得。
以後、「メンソレータム」はロート製薬の製品としてブランドを確立しています。
ちなみに、アメリカ「メンソレータム社」は1988年に「ロート製薬」に買収され、吸収合併。現在は存在しません。
★近江兄弟社と「メンターム」とは?
「近江兄弟社」は破綻・倒産しても、事業は続行されていました。大鵬薬品の再建支援を得て再興を図っていた。しかし既にメンソレータムの販売権・製造権は「メンソレータム社」に返上してしまっていた。
近江兄弟社の再建のカギは「メンソレータム」の製造ラインと、日本でメンソレータムを売るために獲得していた、「メンターム」という商標登録。
「メンターム」とは、「メンソレータム」の日本での略称として、近江兄弟社が商標登録していたもの。
あくまで返上したのは「メンソレータム」ですので、「メンターム」は近江兄弟社の手に残っていたのです。
それでもまるで同じ薬品を作るわけにはいかないので、ほんの少しだけ処方を変えた(※)類似商品。しかし確かにひとつの商標として正しく存在する「メンターム」。
この生産販売により、近江兄弟社は自主再建の足がかりを掴んだのでした。
かくして、現在は若干処方の違う類似の商品「メンソレータム」と「メンターム」が薬局・約店に共存している関係となっているのです。
※メンソレータムは主原料に黄色ワセリン、メンタームは白色ワセリンを使用している。
アメリカの会社「メンソレータム社」の軟膏。それが「メンソレータム」。
明治時代に日本にやって来たアメリカ人、ウィリアム・メレル・ヴォーリズが会社を興し、「メンソレータム」の日本での販売権・製造権を得、日本で販売したのが最初の「メンソレータム」です。その会社の名が「近江兄弟社」。今「メンターム」を販売している会社です。
しかし1974年に「近江兄弟社」は一度破綻、倒産しました。
1975年、「ロート製薬」が改めて「メンソレータム社」と契約、日本での販売権を獲得。
以後、「メンソレータム」はロート製薬の製品としてブランドを確立しています。
ちなみに、アメリカ「メンソレータム社」は1988年に「ロート製薬」に買収され、吸収合併。現在は存在しません。
★近江兄弟社と「メンターム」とは?
「近江兄弟社」は破綻・倒産しても、事業は続行されていました。大鵬薬品の再建支援を得て再興を図っていた。しかし既にメンソレータムの販売権・製造権は「メンソレータム社」に返上してしまっていた。
近江兄弟社の再建のカギは「メンソレータム」の製造ラインと、日本でメンソレータムを売るために獲得していた、「メンターム」という商標登録。
「メンターム」とは、「メンソレータム」の日本での略称として、近江兄弟社が商標登録していたもの。
あくまで返上したのは「メンソレータム」ですので、「メンターム」は近江兄弟社の手に残っていたのです。
それでもまるで同じ薬品を作るわけにはいかないので、ほんの少しだけ処方を変えた(※)類似商品。しかし確かにひとつの商標として正しく存在する「メンターム」。
この生産販売により、近江兄弟社は自主再建の足がかりを掴んだのでした。
かくして、現在は若干処方の違う類似の商品「メンソレータム」と「メンターム」が薬局・約店に共存している関係となっているのです。
※メンソレータムは主原料に黄色ワセリン、メンタームは白色ワセリンを使用している。
コメント一覧
メンソレータム:アルバート・ハイド氏によって「やさしさ、ぬくもり、頼もしさ」という思いのもと、開発されました。
万金丹:ダメ仙人によって「わしのところの しゅぎょうは にんたいなのじゃ!!」という思いのもと、開発されました。
( ・∀・)つ〃∩ ヘェーヘェーヘェー
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