853 :名無しさん@九周年:2009/01/28(水) 02:49:00 ID:Yh928Hge0
二十歳になったばかりの頃、俺宛の勧誘の電話が急増した友達なら携帯にかけてくる筈なので若い声で「○○さん(俺の名前)いますか?」って訊かれても同居してる親が出た時は俺に繋がなかった
俺は基本的に家の電話には出ない(親の商売上の電話が多いため)ので親が出て勝手に切るという状況が暫く続いた
ある日同じように明らかに勧誘の電話がかかってきて、最初母親が出たが面白そうなので代わって見ることにした
俺:「はい○○です。お電話変わりました」
業者:「お父さんでしょ?」
俺:「は?」
業者:「いや、どうせお父さんでしょ?」
どうも本人を装って父親が断ろうとしていると勘違いしている様子
ちょっと予想外の反応に戸惑う俺
俺:「いや○○本人ですけど?」
業者:「いやいや本人さんに代わって下さいよwww」
俺:「・・・・・(絶句)」
業者:「もし本人だって言うなら生年月日行ってみて下さいよw西暦何年か」
あくまで信じない業者の反応に意表を突かれた上に不躾な質問を突然されて、その上昭和でならすぐに答えられるけど西暦で訊かれたので一瞬答えが遅れる俺
すると業者はそれ見ろといわんばかりに口調で
業者:「ほらやっぱり違うじゃないですかw騙されませんよ、だって声がオヤジなんだもん!」
一方的にまくし立てて業者の方から電話を切りやがった
俺:「ちょ!?」
何も知らない若造を騙そうとする勧誘業者をからかってから電話を切ってやろうという俺の思惑は完全に外れ、それどころか本人であることを否定されて「声がオヤジ」とまで言われ、何の業者なのかも告げずに一方的に電話を切った業者に俺は深い敗北感を感じた
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