新卒入社して同じ会社で5年働いて気付いたことがある。
会社に課題を解決にしに来ている人と、お金をもらいに来ている人がいること。
処理能力が高く合理的な人が課題を解決しようとすると物事はうまく運ぶけど、
処理能力が低く(キャパが小さく)合理性に欠ける人が課題を解決しようと意欲的に動くと物事はこじれて、
むしろお金をもらうだけで居てくれたほうがましだということ。
そして私は処理能力が低い(キャパが小さい)ほうだから、余計な手出しはしないほうが良いサイドの人間だということ。
暗記が比較的得意で、目上の人の言うことにストレスなく従うほうなので、古い日本企業には適性があるほうだと思う。
グローバル化で消えつつある昭和的パラダイス。将来を楽観できるかというと全くできない。
私には弟がいるのだけど、高校生の頃から「俺はバカだから子供は作らない」と言っていた。
弟も暗記が得意なタイプで受験まではそこそこ頑張っていたけど、
大学生になると「無能が居座れる企業選びがテーマ」とか言いだして、非常に意識の低い就活をしていた。
「頭の作りが違うやつ」がいて、そういうやつが子供を作るべきで、俺にはいらないと言っていた。
今更だけど納得したというか。なるほど私もバカだから子供を作りたくないな。
私が定年になるまで持たなそうなパラダイス日本企業。子供世代にこんな環境が残っているはずはない。
じゃあ子供にスパルタ教育すればグローバル企業で戦える人間に育つか? 普通に無理だと思う。
社内で活躍している人たちはスパルタ教育を受けてきたから仕事ができるわけじゃない。
詰め込まれたわけじゃなく、キャパが大きい。
キャパが大きいから精神的にゆとりがあり、合理的に思考できて、行動できる。
弟や、私に、似ている子供なら。どんな育て方をしたって生き残れない気がする。
親の代ってどうなのだろう。父の仕事内容がふと気になって、職場で何を担当しているのか聞いてみた。
複数いる部下の仕事をチェックして、申請を承認したりしているようだった。
部下は何をしているのかというと、下請け企業に仕事を発注している。父は、部下がちゃんと発注できているか見ている。
父の仕事が虚無に思えてしまった。
虚無のような仕事があり、虚無のような仕事をしながらそれを誇りに思うことができて、
堂々と子供を作れるのが、父が子作りした時代だったんだ。
確かに、まあ、父の子供2人は、とりあえず大学を出て就職できている。派手な失敗なく、地味にそこそこやっている。
その先が無い。その先の時代に、この特性の置き場がない、椅子がない、居場所がない。
判子番は、判子番ジュニアまではいける。でも判子番ジュニアで、打ち止め。
会社に課題を解決にしに来ている人と、お金をもらいに来ている人がいること。
処理能力が高く合理的な人が課題を解決しようとすると物事はうまく運ぶけど、
処理能力が低く(キャパが小さく)合理性に欠ける人が課題を解決しようと意欲的に動くと物事はこじれて、
むしろお金をもらうだけで居てくれたほうがましだということ。
そして私は処理能力が低い(キャパが小さい)ほうだから、余計な手出しはしないほうが良いサイドの人間だということ。
暗記が比較的得意で、目上の人の言うことにストレスなく従うほうなので、古い日本企業には適性があるほうだと思う。
グローバル化で消えつつある昭和的パラダイス。将来を楽観できるかというと全くできない。
私には弟がいるのだけど、高校生の頃から「俺はバカだから子供は作らない」と言っていた。
弟も暗記が得意なタイプで受験まではそこそこ頑張っていたけど、
大学生になると「無能が居座れる企業選びがテーマ」とか言いだして、非常に意識の低い就活をしていた。
「頭の作りが違うやつ」がいて、そういうやつが子供を作るべきで、俺にはいらないと言っていた。
今更だけど納得したというか。なるほど私もバカだから子供を作りたくないな。
私が定年になるまで持たなそうなパラダイス日本企業。子供世代にこんな環境が残っているはずはない。
じゃあ子供にスパルタ教育すればグローバル企業で戦える人間に育つか? 普通に無理だと思う。
社内で活躍している人たちはスパルタ教育を受けてきたから仕事ができるわけじゃない。
詰め込まれたわけじゃなく、キャパが大きい。
キャパが大きいから精神的にゆとりがあり、合理的に思考できて、行動できる。
弟や、私に、似ている子供なら。どんな育て方をしたって生き残れない気がする。
親の代ってどうなのだろう。父の仕事内容がふと気になって、職場で何を担当しているのか聞いてみた。
複数いる部下の仕事をチェックして、申請を承認したりしているようだった。
部下は何をしているのかというと、下請け企業に仕事を発注している。父は、部下がちゃんと発注できているか見ている。
父の仕事が虚無に思えてしまった。
虚無のような仕事があり、虚無のような仕事をしながらそれを誇りに思うことができて、
堂々と子供を作れるのが、父が子作りした時代だったんだ。
確かに、まあ、父の子供2人は、とりあえず大学を出て就職できている。派手な失敗なく、地味にそこそこやっている。
その先が無い。その先の時代に、この特性の置き場がない、椅子がない、居場所がない。
判子番は、判子番ジュニアまではいける。でも判子番ジュニアで、打ち止め。
コメント一覧
自分なりにできる仕事をがんばって
この人と子供作りたいって思える人に会えたら子供作ってもいいし
もっとシンプルに考えていいと思うんだな
とミスチルも歌っている
こんなひねくれた自分!みたいなのを書きたいだけ
うちの親もそう言えば最終的にはハンコ打つ係になってたな。
3日間休みが欲しいからハンコを自分の机に置いておいて、みんな自分で勝手にハンコ打って書類持って帰ってねってずっと周りに言っといたのに、休み明けに机を見たらハンコ待ちの書類の山で、あんなにみんなに自分でハンコ打ってって言っといたのにいーと駄々こねてた。
子供を作らない理由がその程度の事では見識が浅すぎる。
ましてや父親の仕事にその程度の認識しか持てなかったのは不勉強過ぎる。
承認印押させたら大変なことになるんだよなあ
みつを
「俺知ってる 戸を開け閉めするらしいぜ」
「切ねぇー」