758 名前:水先案名無い人 sage 投稿日:04/02/29(日) 11:36 ID:eSl+W9Cx
551 :日出づる処の名無し :2004/02/29(日) 10:55 ID:spr3jV/G
「貴様」で思い出したので。スレ違いかもしれんが・・。全然有名な話ではないけど聞いてくれ。
オレのおじいちゃんは戦争末期、南方にいた。
国名は忘れたけど、とにかくジャングルのようなところで
衛生状態が最悪だったらしい。
当然マラリアだのコレラだのが蔓延する。
おじいちゃんの部隊も例外ではなく、バタバタと人が倒れて
いったそうだ。
ただ、その頃には治療薬も開発されていて、それを飲んで命
を永らえた人も多かったらしい。治療班に手渡されていた薬
で何人かの人が助かったそうな。
しばらくして、おじいちゃんが期せずして高熱にうなされる
ようになった。病気に感染したのだ。
一方でおじいちゃんの部下の1人にも同じような症状が襲った。
二人とも薬を飲めば助かる程度のものであったらしいが、
なんとその部隊には残余薬が一つしかなかった。
部下は「あなたが飲んでください、あなたがこの部隊の指揮官ですから」
と搾り出すような声で言ったらしい。立派な部下を持ったおじいちゃんは
幸せな人間だったとおこがましいけどオレは思う。
しかしおじいちゃんはたった一言こう言ったらしい。
「貴様飲め!」
おじいちゃんはその後間もなくして死んでしまった。
759 名前:水先案名無い人 投稿日:04/02/29(日) 11:36 ID:eSl+W9Cx
552 :551 :2004/02/29(日) 10:55 ID:spr3jV/G
この話はつい最近死んだおばあちゃんから何度も聞いた。薬を飲んで生き残って帰国した兵隊さんはその後おばあちゃんを
なにかにつけ助けてくれたらしい。オレも一度だけお会いしたこと
がある。まっすぐで立派な男だった。おじいちゃんも素晴らしい命
を救ったものだ。
おばあちゃんの口癖は
「貴様…って、いい言葉ね…」
だった。おじいちゃんの死後、もう何十年も経つのに
毎日毎日仏壇のおじいちゃんに話し掛けていた。
そして眠ったまま死んでいった。
明治の人間はすごい。オレはいつもそう思う。
コメント一覧
やっぱり居たwww
作詞:西條 八十(やそ)
作曲:大村 能章
著作権:有(詞・曲)
一、
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
咲いた花なら散るのは覚悟
見事散りましょ国のため
二、
貴様と俺とは同期の桜
同じ兵学校の庭に咲く
血肉分けたる仲ではないが
なぜか気が合うて別れられぬ
三、
貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
仰いだ夕焼け南の空に
今だ還らぬ一番機
四、
貴様と俺とは同期の桜
同じ航空隊の庭に咲く
あれほど誓ったその日も待たず
なぜに散ったか死んだのか
五、
貴様と俺とは同期の桜
離れ離れに散ろうとも
花の都の靖国神社
春の梢(こずえ)に咲いて会おう
私はこういう生き様が好きだ。
オイ!ノシ
それやと2人とも死んでるな
自己満足だろうよ、これも。
だけど他人を救った自己満足を誰が非難できるものかよ。
自己満足で何が悪い。
それは幸せなのではないか
いただきますも大事なんだと心から思う
まさにメシウマ状態
今更だが、最後の一文いらねぇよ
さぁはよ言え貴様!