600 :水先案名無い人 :2009/03/26(木) 11:38:04 ID:N/cOAEzr0
112 名無しさん@九周年 New! 2009/03/25(水) 19:03:41 ID:JLl3OdiJO
俺が会社へ行くと、そいつが社ビルと玄関の間に居た、まだ目が開いていない手の掌に乗る程の チビ助が妙に引き付けるよいな声でミーミー鳴いていた、俺は親猫がすぐ戻るだろうと事務所に行き
仕事をした、昼休み気になりもう一度見に行くとまだ同じ場所居た、困ったなぁ、どうしようかな
家はアパートだから飼えないし、と思いながら一応ミルクを買って与えてから会社に戻り午後一杯
仕事をしたが、子猫が気になって仕方ない、でも心の中では親猫が連れて行ってくれよなと
思っていた、仕事が終わった頭は嫌な予感で一杯だ、本能が結果を知っている妙な感覚を
抱きながら、階段を下りる、耳を澄ます何も聞こえない、そして細い社ビルの間を恐る恐る覗くと…
あっちゃー居たよ…見えない目を俺の方に向け困った事にミーミー鳴き始めた
家では飼えないし、俺も分別ある大人だ、これはは見なかった事にしよう、なかった事
にすればいい、と納得してその場を離れて駅へと急いだ、頭の中は気になって仕方ない
父性本能を激しく鷲掴みにされてしまって辛い、 心を鬼ににて、電車に乗り込んだ
601 :水先案名無い人 :2009/03/26(木) 11:39:38 ID:N/cOAEzr0
真冬なのに、汗びっしょりで心臓はバクバク鳴っている、悪い事をした犯罪者の気分だ 背中にしょったディバックの動きが気になって仕方ない…‥持って来てしまった、後先考えずに
会社に戻り子猫を持って来てしまった、頭の中が熱い、電車内では鳴かないでくれとだけ考えて
ようやく家に着いた、目が見えるようになったら飼い主を探そう、それまでだからと自分と子猫に
言い聞かせて、大家に内緒でこっそり飼い始めた、ちょうど4日めまだ青っぽい曇った色の
目が開いた、そこで俺は決めた通り猫の引取り手を探そうと決めた、でも俺には知り合いがいなく
宛も無しだ、かと言って公園などに置いて来るのは論外、途方に暮れていた時に玄関の
ベルが鳴った、ドキッとして猫を隠してドアを開けるとそこには、頑固者で有名な大家の爺さんが
ムスッとしながら立っていた、嫌な予感がした、爺さんは話し始めた、あんたの部屋猫居るでしょう?
俺は退去を覚悟して、ありのまま事情を話した、爺さんは全部話しを聞いた後、なんとにっこり
笑ってポケットから猫用缶詰を出して一言、全部分かってる何も言うな、大切にしてあげなよ、と言い、去って行った
コメント一覧
命を粗末にはできんからな
それはそれは立派な虎に
お前だって金を消費しうんこを生産して時々奇声をあげてるくせに
by 筒井康隆
目があいて四日目の仔猫に猫缶はダメ。
あと、まさか普通に牛乳あげたりしてはいけない。お腹こわすよ。
あ、もちろん病院には連れていったんだよね。とか、気になってしょうがないんだよ、まったくもうぅっ!
何だ…
※18も猫好きだったのか…
天の邪鬼なヤツだなっ☆彡