925 名前:2ちゃんねるのどこか 投稿日:2009/05/25(月) 22:20:39
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、
僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
「春日谷町1-19-4-201」
「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。
部屋番号までぴったりと合っていた。
「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、
またふらふらと路地の奥へと消えていった。
「超こぇえ…」
僕はわざわざ遠回りをしてアパートに戻ってきた。
部屋のカギが掛かっているのを確認し、さっさと開ける。
「道を教えてください」
真っ暗な部屋の中から声がした。
コメント一覧
解説ヨロ
なんでイイ!(・∀・)なの?教えて!
※ただしイケメンに限る
オカルト話だと思ってもう一度読み直して来い
そこをすくってパワーボム食らわせろ
いや別になんもならんけど
ほら、わからない
夕方の路地でそう話し掛けてきたのは背の高い女だった。
足が異様に細くバランスが取れないのかぷるぷると震えている。
同じように手も木の枝のように細く、真っ赤なハンドバッグをぶら下げている。
はあはぁと何度もため息なのか呼吸なのか分からない息を吐き、
僕に聞いているはずなのに視線はまったく違う方向を向いている。
女「あ・・あの。どちらへ・・・?」
やばい人っぽい。
僕は早く答えて立ち去ろうと思った。
僕「春日谷町1-19-4-201」
女「・・・・・・」
そこは僕のアパートの住所だった。
部屋番号までぴったりと合っていた。
僕「し、知りません」
僕は関わり合いたくないと本気で思い、そう答えた。
すると女はゴキッと腰が折れ曲がるほどにおじぎをして、
またふらふらと路地の奥へと消えていった。
女「超こぇえ…」
僕はわざわざ遠回りをしてアパートに戻ってきた。
部屋のカギが掛かっているのを確認し、さっさと開ける。
サッチー「ミッチーを教えてください」
真っ暗な部屋の中から声がした。
イケメンがいないので
住所を喋ったのは僕で・・・
って、おっと俺はイケメンじゃなかった
いきなり訪ねてきた細くて背の高いモデルみたいな女。実は幽霊でした。傷心の彼女をケアしたらヤレちゃったみたいな。
チクショーもげろ!