この寒い冬をホットにしてくれる無政府主義者からの熱い投稿がやって参りましたについたコメント

13  名前::2009/11/23(月) 22:33:48  ID:lvN4dOoA PCからの投稿
                                    寺田 誠知
こんなのもありますよ。
                                  
「日米同盟」深化の前に反省を
       高校教員 寺田誠知 (岐阜県各務原市 60歳)

14日の本紙で、日米両首脳が、日米安保50周年に向けて、日米同盟深化のための協議を進める、と報道された。しかし私は、「深化」させる前に、この50年間を「反省」してみる必要があると思った。
そもそも、「同盟」という考えは、十九世紀の勢力均衡政策によって生まれたものである。これは他国への不信を前提としており、軍備拡張競争と二度の世界大戦をまねいてしまった。
その反省から、二十世紀には「集団安全保障」の考えが生まれて国際連盟が発足した。わが国も国連中心主義を掲げて、紛争の平和的解決を目指してきたのである。二十一世紀の今日、「日米同盟深化」とはいささか時代錯誤を感じる。
また、同盟とは対等な関係にある国家が主体的に協力することである。しかし、アメリカは日本に原爆を投下し、今も軍隊を駐留させて巨額の基地維持費を負担させたうえ、日本を無益なイラク戦争にまで巻き込んだ。誰が見ても対等な関係にあるとは思えない。
この節目の時にこそ、むしろ安保条約を再考して、米軍基地の海外移転を含め、対等で健全な日米関係を模索すべきではないのか。
 (2009.11.19 名古屋版)

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