エクスプローラーの方がましだなについたコメント

22  名前::2010/05/14(金) 08:27:11  ID:BTd7hjYQ PCからの投稿
一般的には「流れに棹(を)さす」という言葉がある.
これをもじって漱石が使ったのは「情に棹させば流される」
である。

まず「流れに棹をさす」から説明する。
「(川の流れに)棹をさす」というのは船から川
底に棹をついて船を止める(流れに逆らう)という
意味じゃなく、流れに合わせて船を川の流れと
同じ方向にうまく進める(船を操縦する)という意味。

したがって、(蛇足であるが)夏目漱石の『草枕』の
一節「情に掉させば流される」の意味は,情を重んじると
自分も(その情をかけた相手と)一緒に流されてしまう
ということで意味が通る。

わかりましたか。
9 イイ!コメント
コピペに戻る