プロの仕事についたコメント

44  名前::2011/04/27(水) 12:33:25  ID:aMV8KyGS 携帯からの投稿
※43
極端な話、一つの語と全く同じ意味を持つ他の言葉というものは厳密にはほとんど存在しない。

例えば“馬鹿”という言葉も“頭が悪い”とか“愚か”とかに言いかえられるが、“馬鹿”という言葉のニュアンスを完全に再現する別の言葉は恐らくない。

つまり文学は突き詰めると、自分自身の世界観を最もそれに相応しい言語を用いて表現するものだから、ある種“分かる人だけ分かればいい”という独りよがりになるのは仕方がない。 

純文学なんかを読めば、なんでこんな小難し表現するんだろう?と思う文章が沢山出てくるが、恐らくその作家たちも“この表現が一番相応しい”と思って書いてるからだと思う。

つまり商用として文章を用いる場合、作家は多かれ少なかれそういったいわゆる“プライド”を封印している。

ただどちらかが正しい作家の在り方かというと、それはまた違ってくるんだけどね。

思いのほか長くなった、スマン。

7 イイ!コメント
コピペに戻る