コピペ運動会

たとえば、背景を左に動かそうとする。
凡庸なプログラマなら、
背景画像を数ドットずつ左側にずらして描画するプログラムを書く。
つまり、画面全体のメモリーを書き換えるハメになるので速度の限界が出てくる。

天才というか、ギークなプログラマはとりあえず、
グラフィックコントローラー(GC)のLSIに
でたらめな命令を与えて遊んでみる。

すると、画面の描画は、通常0番目のアドレスのメモリー、
つまり
■■□■■□
↑ここからの情報が画面表示されるのに、
何故か、メモリーの1番目のアドレスである
■■□■■□
　↑ここから画面に描画される誤動作に気がつく。

これを繰り返すことで、画面の全面書き換えをせず、
高速に左スクロールできるので、ゲームに組み込む。
→結果、現在のハードに簡単に移植ができなくなる。

そんな時代。