千匹ならぬ一万匹についたコメント

15  名前::2012/08/14(火) 12:17:02  ID:nc3hOOc+ PCからの投稿
278 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:03/11/15 18:41 ID:???
折りしも成田空港建設反対闘争の頃、視察のため滑走路を走っていた警察公用車が
突然スリップし、ブレーキを踏むや否や、氷上を滑り始めたかのようにコントロールを失って、
前後に並んで走行していた二台の公用車があやうく激突してしまいそうになったことが
あった。 

ようやく止まった車から、中の人間が降りようとしてみると、滑走路は、真っ赤に湿った
グニャグニャの絨毯のようなものに一面覆われている。成田空港の建設地はもともと、
地味肥沃で湿った黒土の落花生名産地であり、よく肥えたミミズの一大生息地だった
のである。 

そこに長さ4km、幅200~300mの巨大なコンクリートのマナイタのような滑走路をはめ
込んだため、それまで地中を自由に横断していたミミズの大群が群れを成して滑走路上
に這い出し、向こう側に横断を試みて滑走路のそこらじゅうにうごめいていたのだった。 

滑走路は一面ミミズの帯。車の通った跡はひき潰された何万匹ものミミズのミンチが
数百m続いていた。 


…結局、陸上自衛隊の火炎放射器を用いて民族大移動にのたくっているミミズの大群を
一斉焼殺。 
ひき潰されたミミズの山と火炎放射器の炎、ミミズが焼ける悪臭のこもった煙。さぞ嫌な
光景だったことだろう。
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