一番いらないと思う教科あげてけについたコメント

28  名前::2012/12/23(日) 15:25:04  ID:fpaPDDFT PCからの投稿
※25
Aの意味の前者は「荘子外篇4在宥篇」、後者は義経の「腰越状」かな?

前者は、黄帝の『道に至る精髄とは?』という問いを受けた広成子の返答の冒頭で、
その質問中にも「吾れ天地の精を取り...養わんと欲す」「吾れ陰陽を官り...遂げんと欲す」と出てくるけど、
これらは何れも『~しようとしている』と訳した方が誤解が少ない。
何故なら黄帝は広成子に会う前から、天地の精気を得たり陰陽を司るために色々と行動しているわけで、
単に『~したいと願っている』わけではないからだ。
広成子の返答も『陛下が(今まさに)お尋ねになろうとしていることは……』というニュアンスで、
広成子が黄帝の思考をサーチしたわけではないし。

後者は、頼朝への弁明の手紙で「弓矢を執った本意」について『亡き父上の魂の怒りを鎮めて
年来の宿望を遂げようとする他の意図はありません』ということで、
こちらも「宿望を遂げたい」という望みを持つばかりでなくその為の行動をしてきた、というニュアンス。

だから『~したいと願っている』というのも決して間違いじゃないんだけど、
どちらが「適切か」という点では「~しようとしている」かな、と。
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