「モグラって日に当たると死んじゃうって本当?」についたコメント

13  名前::2014/06/20(金) 23:26:21  ID:tPSp0+k8 PCからの投稿
語源
もぐらは、土の中に潜ることから「潜る(もぐる)」が
変化したとする説があるが、動詞「もぐる」は比較的
新しい語で、現在の「モグラ」の語形から考えられた
俗説である。
モグラの古い語形は、平安時代には「ウゴロモチ」
「ムグロモチ」「ウグルモチ」などで、他にも、第一音節が
「ウ」か「ム」、第二音節が「グ」か「ゴ」、
第三音節が「ル」か「ロ」の組み合わせでいくつかある。
平安時代の辞書には「うぐろもつ」「うごもつ」など、
土を盛り上げる意味の動詞があり、もぐらが穴を掘って
土を盛り上げることからの命名と考えられる。
中世には「ウグロモチ」が一般的な語として使われていたが、
文化の中心が江戸に移り、江戸の地方語であった
「ムグロモチ」の語系が一般的となった。
1603年の『日葡辞書』には「モチ」が抜けた「ムグラ」の
語も見られ、江戸時代後期になって「モグラ」が見られる
ようになる。
「ムグラ」から「モグラ」へ音変化する際、動詞「もぐる」が
影響したことはある程度考えられるが、「もぐる」が
語源で「もぐら」になったわけではない。
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