脳内将棋盤についたコメント

3  名前::2015/01/09(金) 19:13:09  ID:FoFkOjd3 PCからの投稿
プレイボーイ平成2年(1990年)7月号 羽生善治 竜王位獲得インタビュー 

でも、小学生にとって、それ以外の時間といってもそんなにないんじゃないですか? 
「頭の中に将棋盤が入ってますから、つまり空いてる時間ならいつでもできるわけです」 

うーん。頭の中に盤が入ったのはだいたいいつごろですか? 
「3、4年ぐらいの時にはもう」 

将棋盤が頭に入った状態というのは自分がやろうかなと思うとスーッと浮かんでくるんですか? 
「思い浮かべようと思えば、いつでもできたでしょうし・・・ 
たとえば新聞とかを見てそれを考えているとか、そういうのをやっていたんじゃないですかね」 

そういうのって、特定のトレーニングみたいなもので短期間で出来るんでしょうか? 
「意識的にできたものじゃないですよね。 
だから、テレビを見て覚えたものも、別に覚えようと思って覚えたわけではないですから。 
ただ自然に頭に浮かぶということで。その過程はよくわからないんですけど」 

盤が頭に入る時期というのが早ければ早いほどいいわけでしょう? 
「それはそうです。基本的にプロを目指そうという人は、頭に盤がなければその世界には入れないと思いますけども」 

小学4年というのは、棋界では早いほうですか? 
「そういうこと自体はあまり話題にならないですから、ほかの人に聞いたことはないですね。 
ただ、ぼくの場合は、覚えた時期は早いほうでしょうね。小学2年生で道場に行く人というのは、プロ棋士の中でも 
そう多くはないはずでしょうね」 

盤が頭に入ってからは加速的に上達したんじゃないですか? 
「いちばん上達したのは、小学3年生のときから5、6ぐらいまででしょうね。記憶のカーブというのを描くとすれば」 
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