「韓国の会社で働いた経歴なら、世界のどこでも最高の『キャリア』として認めてもらうことができますよ」(エチオピア国籍のシュメリス・タイェさん=24)
「恐ろしいほど仕事に集中する韓国企業ならではの文化を学んでから帰るつもりです。韓国企業出身なら、故郷のどの会社からも歓迎されるでしょう」
(マレーシアからの国費留学生・ヒダヤさん=23、女)
国籍も、出身校も違うが、彼らが韓国を離れない理由はあまり変わらなかった。5日午前、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)の
コエックスで開催された「外国人留学生採用の博覧会」の会場を埋め尽くした外国人留学生らは、「韓国企業で積んだキャリアは、どの国でも
認めてもらうことができる」と、声を一つにした。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と教育科学技術部傘下の国立国際交流院が、5日と6日の2日間にわたって開催している博覧会には
、韓国の大学や大学院に留学している外国人学生3000人余りが詰め掛けた。会場の入り口に設けられた履歴書用写真撮影ブースは、
午前から志願者らでごった返した。志願者は履歴書を手にし、関心のある会社のブースに行けば、該当企業の人事担当者とマンツーマンで
面接を受けることができる。
会場にはSPCグループやアモーレパシフィック、第一(チェイル)毛織、CJなど、業種別主要企業を始め、国内有望中堅・中小企業89社が
ブースを構えている。外国人人材を確保するための競争が激しく、先着順の競争で押された10社は、ブースを構えることすらできず、
書類のみ受け付けていた。
KOTRAの羅潤洙(ナ・ユンス)グローバル人材事業団長は、「外国人職員を採用し、本社で2、3年間教育させた後、海外の現地法人に
送り出そうとする企業が大半を占めている」とし、「海外の現地で職員を採用すれば、言葉の問題をはじめ文化の違いからくる困難を経験
するケースが多いためだ」と話した。
午後になると主要企業のブースには、数十人の外国人志願者が面接を受けようと立ち並んでいた。食品メーカー・オトゥギのブースで
面接を終えて出てきたロシア・モスクワ出身のソロキナ・アンナさん(24・女=嶺南大学大学院卒業)は、「モスクワに韓国デパートや
ホテルが出店したことを受け、ロシアでも、韓国企業の認知度が高まっている」とし、「韓国の会社でキャリアを積んてからモスクワに戻り、
両国間の貿易関連仕事に携わりたい」と話した。中国北京市の奨学生として韓国に来たリンジエさん(25・女=梨花女子大大学院・
言論広報映像学科)は、「韓国で、勉強だけでなく、仕事までこなして来たと言えば、中国内でも違う待遇を受けることができる」と伝えた。
割合高い年収のためという現実的な回答も少なくなかった。モンゴル出身のオユン・エル伝さん(21・女=仁川大学経営学科)は、
「韓国会社の給料は、モンゴルの2倍以上だ。保険や様々な福祉恩恵も最高水準だ」と主張した。高麗(コリョ)大学・機械工学科に
在学しているヒダヤさんも、「韓国のコンピューター会社で1ヵ月間インターンとして働いたが、マレーシアでの正社員給料より多く、
びっくりした」と話した。
「恐ろしいほど仕事に集中する韓国企業ならではの文化を学んでから帰るつもりです。韓国企業出身なら、故郷のどの会社からも歓迎されるでしょう」
(マレーシアからの国費留学生・ヒダヤさん=23、女)
国籍も、出身校も違うが、彼らが韓国を離れない理由はあまり変わらなかった。5日午前、ソウル江南区三成洞(カンナムグ・サムソンドン)の
コエックスで開催された「外国人留学生採用の博覧会」の会場を埋め尽くした外国人留学生らは、「韓国企業で積んだキャリアは、どの国でも
認めてもらうことができる」と、声を一つにした。
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)と教育科学技術部傘下の国立国際交流院が、5日と6日の2日間にわたって開催している博覧会には
、韓国の大学や大学院に留学している外国人学生3000人余りが詰め掛けた。会場の入り口に設けられた履歴書用写真撮影ブースは、
午前から志願者らでごった返した。志願者は履歴書を手にし、関心のある会社のブースに行けば、該当企業の人事担当者とマンツーマンで
面接を受けることができる。
会場にはSPCグループやアモーレパシフィック、第一(チェイル)毛織、CJなど、業種別主要企業を始め、国内有望中堅・中小企業89社が
ブースを構えている。外国人人材を確保するための競争が激しく、先着順の競争で押された10社は、ブースを構えることすらできず、
書類のみ受け付けていた。
KOTRAの羅潤洙(ナ・ユンス)グローバル人材事業団長は、「外国人職員を採用し、本社で2、3年間教育させた後、海外の現地法人に
送り出そうとする企業が大半を占めている」とし、「海外の現地で職員を採用すれば、言葉の問題をはじめ文化の違いからくる困難を経験
するケースが多いためだ」と話した。
午後になると主要企業のブースには、数十人の外国人志願者が面接を受けようと立ち並んでいた。食品メーカー・オトゥギのブースで
面接を終えて出てきたロシア・モスクワ出身のソロキナ・アンナさん(24・女=嶺南大学大学院卒業)は、「モスクワに韓国デパートや
ホテルが出店したことを受け、ロシアでも、韓国企業の認知度が高まっている」とし、「韓国の会社でキャリアを積んてからモスクワに戻り、
両国間の貿易関連仕事に携わりたい」と話した。中国北京市の奨学生として韓国に来たリンジエさん(25・女=梨花女子大大学院・
言論広報映像学科)は、「韓国で、勉強だけでなく、仕事までこなして来たと言えば、中国内でも違う待遇を受けることができる」と伝えた。
割合高い年収のためという現実的な回答も少なくなかった。モンゴル出身のオユン・エル伝さん(21・女=仁川大学経営学科)は、
「韓国会社の給料は、モンゴルの2倍以上だ。保険や様々な福祉恩恵も最高水準だ」と主張した。高麗(コリョ)大学・機械工学科に
在学しているヒダヤさんも、「韓国のコンピューター会社で1ヵ月間インターンとして働いたが、マレーシアでの正社員給料より多く、
びっくりした」と話した。