侍より友情でWBC優勝を
大谷 将夫 (愛知県新城市 78歳)
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表28人が選ばれ、楽しい日々が近づいてきた。
ところが、日本チームの呼び方を誰が考えたか知らないが「侍ジャパン」という。
その呼び名、どうかと思う。
「富士山」「ゲイシャガールズ」と同じ感覚に思える。
21世紀になって江戸時代の心意気を示すことなどあっていいのだろうか。
プロ野球で今でも「巨人軍」と呼ぶのは、軍国主義の発想から抜け切れていない。
日本人は本来、優しい民族のはずなのに、「決戦」がどうして好きなのか。
私が住んでいる新城市では「決戦場まつり」があるが、「古戦場まつり」にした方がいい。
「侍ジャパン」では勝てないだろう。「近代友情チーム」なら勝てる。
守備のいない所に打球を飛ばし、打たない所にボールを投げる。
イチローのまねをすればいい。
そして、技を競い、仲良く団結し、チームの優勝を成就してほしい。
(2009年3月2日 名古屋版)
大谷 将夫 (愛知県新城市 78歳)
第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の代表28人が選ばれ、楽しい日々が近づいてきた。
ところが、日本チームの呼び方を誰が考えたか知らないが「侍ジャパン」という。
その呼び名、どうかと思う。
「富士山」「ゲイシャガールズ」と同じ感覚に思える。
21世紀になって江戸時代の心意気を示すことなどあっていいのだろうか。
プロ野球で今でも「巨人軍」と呼ぶのは、軍国主義の発想から抜け切れていない。
日本人は本来、優しい民族のはずなのに、「決戦」がどうして好きなのか。
私が住んでいる新城市では「決戦場まつり」があるが、「古戦場まつり」にした方がいい。
「侍ジャパン」では勝てないだろう。「近代友情チーム」なら勝てる。
守備のいない所に打球を飛ばし、打たない所にボールを投げる。
イチローのまねをすればいい。
そして、技を競い、仲良く団結し、チームの優勝を成就してほしい。
(2009年3月2日 名古屋版)