709 藤(東京都) [sage] 2009/07/31(金) 23:16:21.67 ID:nCla1wct
「人間は、30才までは社会を旅して、30才になると自分の心の中を旅する」という言葉があります
人によってその年齢に多少の違いはあるかも知れませんが、
おおむね人にはそのような傾向があると私も同意します
人間、若いうちは、精神の成長期にあり、あれをしたい、これをしたい
あれを見たい、これを見たいと、世の中で経験を積んで自分を磨いていきますが
30を過ぎたころには色々なことは既に経験済みであったり、経験していなくても
何となく結果が予想できたり、それなりに年を取ったことで色々なことに
挑戦する熱意も衰えて、社会の中での旅は終わりです
しかし人間の寿命は通常、まだまだ続くので、生きていく上で
何処かに目的を持たなくては、いったい自分は何の為に生きているのか、
という命題に突き当たってしまいます
若いころはこの疑問に、何をしたいから生きている、などと
欲求でごまかすことができても、30を過ぎればその欲求も通常は薄くなるか
欲求の裏にあるものが透けて見えてしまって、ごまかしはききません
人間はそうなると心の中に、つまり自分の今まで培った経験や考え方に、
生きていく上での指標を求めて歩き出すようになるのです
しかしここで問題があります
それは、30前までの社会の旅、世の中の旅では、もし道に迷った時に、
道を教えてくれる人がいたり、一緒に旅する仲間がいて相談できたのに
30を過ぎてからの自分の心の中の旅、精神の旅では
もし道に迷った時に、誰も正しい道を教えてくれたりせず、
相談する仲間もいないということです
なぜならば旅しているのは自分の心の中だからであり、
その中は他の人からは見えない上、誰かと一緒に歩くこともできないからです
人間がその心の中、精神の旅路の途上で道に迷ったとき、
次に進むべき道が分からず、途方にくれたとき、
進むべき、歩むべき方向性を示す、一筋の光があります
それが宗教なのです
宗教はあなたの人生の道しるべとなって、迷子のあなたを救うでしょう
コメント一覧
偏狭だなぁ
今では宗教否定する奴は馬鹿だと思うようになった
言っとくけど層化じゃねえぞ
ってか30過ぎたらなんちゃらかんちゃらとか勝手に決めつけられてもアタイ困っちゃう
30過ぎて、自分の心の中を省みることなんか滅多になくなったぞ。
歳をとるという事は鈍感になる事だし
自分が歳をとったとき、宗教に流れてしまわないように、気をつけよう…。