278 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2012/06/14(木) 11:24:14.35 ID:WAdhLLmv
住んでるマンションの隣の部屋の子、今年小学校に入学したらしいから6歳か7歳?の女の子。
よくベランダに出て、色々なことを室内にいると思われる親に報告してる。
夜は「お月様がすごくキレイだよ~」とか「UFOいた!」とか、
朝は「トマトが○個なってる!」とか「ひまわりの芽が大きくなったよ!」とか。
普段、殆ど部屋に籠って仕事してるせいであまり季節感のない生活してるから、
この子の話で「あー、そんな季節なんだなー、そういえば小さい頃朝顔育てたなー」とか
季節の移り変わりを気付かせてもらってる。
冬場は窓を閉め切ってるせいであまり聞く機会がないけど、
最近はよく窓を開けてるから毎日のように聞こえてくる。
時々母親が「もう夜だから小さい声で!」とか注意してるけど、
それを楽しみにしてるのがここにいますよと。
コメント一覧
『容疑者xの献身』な。
ちなみに石本は幼女じゃなく母親のほうな。
いつも和ませてもらってるし、たまにはご挨拶にでも、と思って、
隣の部屋の呼び鈴を押したんだ。
ところが何にも反応がないもんですからねぇ、あぁ、昼間は留守なんだなぁ、じゃあ夕方また来ようかなぁなんて思って、
自室に戻ろうかというときに、大家さんが歩いてきたんです。
「あ、こんにちは。いつもお世話になってます」
「こんにちは。あれ、この部屋に何か?」
「えぇ、ちょっと季節の挨拶でも申し上げようかなぁ、なんて思いまして。でもまあお留守みたいですし、夕方また来ます」
そう言ったらね、大家さん、怪訝な顔しましてねぇ、「えぇ…?今この部屋には誰も住んではいませんよ?」と、こう言ったんですねぇ。
あれぇ?妙に変だなぁ。
だって、毎晩毎晩僕の心を楽しませてくれたあの声は、間違いなくこの部屋から聞こえてたんだ。
間違いなく住んでるはずなんだ、小学生くらいの女の子がいる家族が。
そう言ったんですがねぇ、「いやいや、それくらいの女の子がいる家族なんて他にもいっぱい入居していらっしゃるんだし、
多分他のどこかから聞こえてきたのを聞き間違えたんだよ。大体この部屋はね、15年前から誰にも貸さないことにしたんですよ」
やけにムキになるんですねぇ、これが。
なのでわけを聞きたいと言ったら、「それだけは言えない」と。
極めつけはねぇ、「じゃあお手数では御座いますが、合鍵持ってきて開けてみていただけますか」って言うと、ガタガタガタガタっと震えだしたんです。
同時に、この部屋の扉の向こうから、こう、クッチャササササササっと何かが這いずり回るような音がしましてねぇ。
僕は空気が読める子ですから、これ以上は何も訊きませんでしたよ。まあ、察してしまったんですがねぇ。
こんなことって、あるもんなんですねぇ…
トイレ行けなくなるからやめれ。
で女の子が1人で喋ってる悲しいお話かと思った