44 名前:名無しさん@十一周年 投稿日:2010/10/22(金) 17:39:13 ID:6blRbjsU0
【津軽弁の調書】犯人「ジェンコダセ! ドコサ・アンズヤ?」
(金を出せ!どこにあるんだ?)
被害者「マイネ!マイネ!スカフェラィネ!」
(ダメだ!ダメだ!教えられない!)
犯人「オンメ・シャンベネバ・ウンデ・モイデ・マルドー!」
(お前話さなければ腕をもいでしまうぞ!)
被害者「ナモ・ジェンコ・ダッキャ・ネーォン!」
(金なんかどこにも無いぞ!)
犯人「ナンボ・ジョッパリ・ダバ!」
(何て強情な奴だ!)
コメント一覧
どうせ全部同一人物か。
わーの村おこしば邪魔しねでけろじゃ!
一人で何やってんの
「コ」は指小辞と呼ばれ、小ささや親愛の情を表す。
マイネ…駄目だ。いけない。マネとも。
津軽弁特有語で、南部弁ではワガネ、ワガンネという。
ただし下北半島でも使うらしい。
スカフェライネ…「教(しか)へられない」。
ヘをフェと発音するのも古音。レの子音はよく脱落する。
さらにイとエが混同するのでレがイになる。
アイは融合してエァ、エになる。
北東北では「なければ」ではなく「ねば」を使う。
ウンデ…上もだが、東北では濁音の前に軽いンが入る。
これも古音で、京都でも室町時代まではあった発音。
マルド…「しまうぞ」に相当。
青森ではワ行五段動詞がラ行五段に変わっている。
さらに「しまう」の場合は「し」が脱落している。
関西の「まうど」のようなもの。
ナモ…「何も」。北東北ではンは独立性が弱く、
短いため鼻音や濁音の前では脱落したように聞こえる。
秋田ではダバ、ナバになる。
ネーォン…「無いもの」。東京の「ネーモン」に相当。
mが消えるのが特徴。「ネーォノ」という場合もある。
「べ」に付くとベモノ→ベオノ→ベオン→ビョンになる。
ナンボ…関西の言葉というイメージが強いが、
北海道、東北、近畿(滋賀・三重・和歌山を除く)、
中国、四国、九州東部に分布していることが分かっている。
ジョッパリ…「情っ張り」に相当。「強情っ張り」。
なにほど→なんほど→なんぼ になった
親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりして居る。
小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて
一週間程腰を抜かした事がある。
なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。
別段深い理由でもない。
津軽弁
親譲(おやゆンずぃ)りの無鉄砲(むでっぽ)ンで小供(わらすぃ)の時(どぎ)がら損ばりすぃてる。
小学校(しょンか゜っこ)に居(え)だ時(どぎ)、学校(がッこ)の二階(にがえ)がら飛ンび降りで
一週間(いッしゅかン)ばり腰(こすぃ)抜がすぃた事(こど)あッた。
なすぃてそすぃたうすぃけねぁ事(ごど)すぃたど
聞ぐ人(ふと)が居(え)るがも知(すぃ)れねぁ。
別(べずぃ)深(ふけぁ)訳(わげ)ンでもねぁ。
鹿児島弁
親譲(おやゆづ)いのぼっけむんで小供(こどん)の時(とっ)かあ損ばっかいしちょっ。
小学校(しょがっこ)い居(お)っ時(と)っ学校(がっこ)ん二階(にけ)かあ飛っ降(ご)ぢっ
一週間(いっしゅかん)ばっかい腰(こし)ゅ抜けた事(こっ)があっ。
ないごて其(そ)げなぼっけな事(こ)つしたかち聞(き)っ人(し)があいかも知(し)たん。
別(べ)ち深(ふ)け理由(わけ)でんね。
お前も九州?
ガ行鼻濁音。ŋの音。
東京では「鍵」はカキ゜と発音するのが規範的で美しいとされてるが
実際はカギと発音する人も多く、特に若者ではカギが主流。
群馬や埼玉、中国や九州の多くではカギ。
東北では、「鍵」はカキ゜だが、「柿」がカギになるので、
カギとカキ゜で違う意味になる。
( ´・∀・`)へー
「く」(うん、食べる)
を思い出した
どこの方言かは知らない
そして20~22の方に感動した。