熊本市の慈英病院が設置、運用を開始していた赤ちゃんポスト(こうのとりのくずかご)について、
「想定外」の利用が続いたため、病院側が現在ポストの運用を中止していることが明らかになった。
1ヵ月後をめどに再開を予定しているが、今後の運用状況では廃止になる可能性もある。
慈英病院の発表によると、運用開始日に3歳児が預けられたことが報道されたのを皮切りに、
「赤ん坊だけでなく、処分に困ったものを入れるポストである」という誤った認識が広まってしまい、
報道された翌日から、ニートや寝たきり老人など、面倒の見切れなくなった人間や、捨て犬、捨て猫、増えすぎたハムスター、大きくなりすぎた金魚など、
行き場を失った動物が次々とポストに入れられ、また学生時代に作った自作の詩集や、オリジナル漫画のような捨てるに捨てられないもの、
最終的には賞味期限のすぎた牛乳や『猿岩石日記』、『にんげんだもの』などただのゴミまで投函されるようになったため、病院側で運用の中止を決定した。
とりあえずの処置として、これら想定外の投函物は全て焼却処分したが、
病院では「赤ん坊以外は入れないでください」など運用規定を書いた張り紙を用意し、
また、ポストには赤ん坊以上の大きさのものが入らないように構造を変更するなどして、来月には再開したい予定だとしている。
だが、すでに30冊以上も投函されている『猿岩石日記』が今後も投函されるような状況が続けば、
ポストの廃止も視野に入れざるを得ない、とも述べた。
「想定外」の利用が続いたため、病院側が現在ポストの運用を中止していることが明らかになった。
1ヵ月後をめどに再開を予定しているが、今後の運用状況では廃止になる可能性もある。
慈英病院の発表によると、運用開始日に3歳児が預けられたことが報道されたのを皮切りに、
「赤ん坊だけでなく、処分に困ったものを入れるポストである」という誤った認識が広まってしまい、
報道された翌日から、ニートや寝たきり老人など、面倒の見切れなくなった人間や、捨て犬、捨て猫、増えすぎたハムスター、大きくなりすぎた金魚など、
行き場を失った動物が次々とポストに入れられ、また学生時代に作った自作の詩集や、オリジナル漫画のような捨てるに捨てられないもの、
最終的には賞味期限のすぎた牛乳や『猿岩石日記』、『にんげんだもの』などただのゴミまで投函されるようになったため、病院側で運用の中止を決定した。
とりあえずの処置として、これら想定外の投函物は全て焼却処分したが、
病院では「赤ん坊以外は入れないでください」など運用規定を書いた張り紙を用意し、
また、ポストには赤ん坊以上の大きさのものが入らないように構造を変更するなどして、来月には再開したい予定だとしている。
だが、すでに30冊以上も投函されている『猿岩石日記』が今後も投函されるような状況が続けば、
ポストの廃止も視野に入れざるを得ない、とも述べた。